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「……ストレイドか。レオーネの娘も、面白いオモチャを手に入れたものだ」 「いかがいたしましょう。マザーウィルなど放っておいても構わないと思われますが、 これ以上彼らの評判が上がるというのもいい話ではございません」 「ふむ……、企業としての面目もある。誰も派遣しないというわけにはいくまい。 ……クククッ、いるではないか。こういうときにうってつけの当て馬が」 「……彼、ですか」 「もともとGAから二束三文で買った使い捨て商品だ。 ホワイト・グリント相手に生きて帰ったのは評価をしてもよいが、 本来はスケアクロウとして使うべき存在。ストレイドと共倒れにでもなってくれればよい」 「――――わかりました。ではそのように……」 「貴様も行け」 「……!」 「……今、なんと?」 「貴様も行け。奴では足りぬ可能性もある、そのときは貴様がストレイドにとどめを刺すのだ」 「……わかりました。GA側とのブリーフィングの準備をすぐに始めます。 カブラカンの方は、いかがいたしましょう?」 「ふん、GAから人員を引っ張ってきても構わんが、たまには顔を出しておかねばならんな。 ……面倒だが、私が出よう」 /// 最近、急速に戦果を挙げているリンクスがいる。 ストレイドというインテリオル製の機体を駆り、鬼人のような強さを誇るという噂だ。 そのリンクスが、オーメルから依頼を受けた。 「アームズフォート“スピリット・オブ・マザーウィル”撃破」 BFFに、衝撃が走った。 /// 「失礼します」コンコン トーマ「あん?」 そもそも俺の部屋のドアがノックされることすら珍しい。 ランドクラブを撃破した後は、あの口うるさいオペレーターからの連絡はぴたっと止んだ。 リンクスとしての仕事はしばらくなく、半ばウォルコット家の食客のような扱いを受けている。 カップ麺から食事がグレードアップしたというのが、特に大きい。 メイド「急なお呼び出し、申し訳ありません。リリウム様にトーマ様を呼ぶように、と仰せつかりまして」 トーマ「……リリウム・ウォルコットが? 俺に?」 リリウム・ウォルコット。 ウォルコット家の長にして、カラードランク2の敏腕リンクス。 実力的にも、立場的にも、粗製の俺には手の届かない存在である。 BFF所属ということもあり、名前は頻繁に耳にするようになったが。 トーマ「……俺、何かやらかしたか?」 メイド「さあ、それは私には分かりかねますが」 /// メイド「こちらになります」 広い部屋に通される。 そこに、一人の少女が立っていた。 トーマ「……トーマ・ラグラッツだが」 見目麗しい銀色の髪。 戦場での姿からは想像できない、華奢な体躯。 それに何よりも、呼吸すら忘れてしまいそうになる、整った顔立ち。 彼女から放たれる「美しさ」は、威圧感すら感じさせた。 リリウム「リリウム・ウォルコットです」 歳は、「女性」よりも「少女」に近い。俺よりもだいぶ下だろう。 しかしその毅然とした態度は、俺にそれを忘れさせる。 リリウム「今回の依頼は、私から直接お話させていただくことにしました。 我がBFFのアームズフォート“スピリット・オブ・マザーウィル”の護衛。 加えて敵ネクスト『ストレイド』の撃破。これをあなたには請け負っていただきます」 トーマ「……了解した」 リリウム「そんなに緊張なさらないでください。あなた個人では荷が重いと判断いたしましたので、 今回は強制的に支援機との出撃という形にさせていただきます」 リリウム「支援機の名前は『アンビエント』」 トーマ「……アンビエント!? あんたがか!?」 リリウム「BFFとして、これ以上の戦力は出せませんので。 裏を返せば、私たちはストレイドをそれだけ危険視しているということです。 3機しかないネクストの数を、減らすわけにはいかないのですよ」 トーマ「俺は構わねえが……」 ふと、あの感情の希薄で辛辣な言葉が思い出された。 トーマ「そうだ、俺のオペレーターに話は――ああ、通してあるんだろうな。 あんたお偉いさんだし。悪い、いらん心配だった」 リリウム「『お偉いさん』などと、言って欲しくはないですね。立場上ウォルコット家を預かる 身ではありますが、戦場に出てしまえばただのリンクスです。 あなたもそれを理解しているから、普段どおりの口調でいるのかと思っていましたが」 トーマ「い、いやっ、すまん! 敬語が必要ならそうするが……。 まだGAにいた頃の癖が抜けないらしい。あそこはもっと、ガサツだったもんでな……」 リリウム「ですから、普段どおりで構いませんよ。ああ、私はこれが普段どおりですのでお気遣いなく」 トーマ「そ、そうか……」 やりづらい。 あのオペレーターに似たものを感じる。 リリウム「ああ、それと」 トーマ「あん?」 リリウム「オペレーターがどうという話ですが……、あなた、まだ気付きませんか?」 トーマ「……何がだ?」 俺がそう尋ねると、リリウムは眉尻を下げてくすりと悪戯っぽく笑った。 やけに年頃の少女らしい、可愛げのある仕草だった。 リリウム「やはりあなた――“あまり頭がよろしくないようですね”」 トーマ「…………っ! お、お前がか!」 全部、頭の中で繋がった。 トーマ「だったら最初にそう言えっつーの! 恥かいただろうが!」 リリウム「そうそう、あなたはやはりそういう方がお似合いですよ。 殊勝な態度のあなたなど、見るに耐えません」 トーマ「んッとに、性格悪ィ……。ってことはなんだ、全部筒抜けかよ……ったく」 リリウム「そういじけないでください。ちゃんとこちらからオペレートもいたしますので、心配なく」 トーマ「そういうことじゃねえよ! あー! クソっ、調子狂うなあ、おい!」 リリウム「ふふっ、声で気付いてもいいはずですよ? 本当に気付かなかったのですか?」 ちくしょう、これじゃ完全に手のひらの上だ。 悔しいから俺も少しは反撃してみることにする。 トーマ「お前も、そっちの方が似合うぞ」 リリウム「……はい?」 トーマ「いや、だから、お前もそうやって笑ってた方がいい、ってこと。 若い娘が、あんなぶすっとした声で喋るもんじゃねえよ」 リリウム「……」 トーマ「せっかく素材もいいんだしよ」 リリウム「……」 リリウム「…………」カアアアッ リリウム「な、なにをバカなことを言っているのですか! ブリーフィングはブリーフィングルームで三十分後! 遅れたら、か、解雇ですよ!!」 トーマ「お、おいおい!?」グイッ リリウム「せいぜい、ロケーションの確認でもしておいてください!」バタン! 背中をぐいぐい押され、部屋から閉め出されてしまった。 部屋の外で待機していたメイド達の視線が痛い。ハイレーザー並だ。 メイド「……トーマ様、リリウム様に手を出されるのは……」 トーマ「そんなんじゃねえよ! アホか!」 射抜かれるような視線を浴びつつ、俺は準備をしに部屋へ戻ることにした。 トーマ「……なんだあいつ」
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…翌日 咲耶「おはようございます覇吐様」 覇吐「おはよ〜……」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 13 19) 咲耶「どうしたのです?随分お疲れのようですが…」 覇吐「カーちゃんとの地獄の特訓が始まったんだ……」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 15 32) 咲耶「まあ……大丈夫ですか?」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 18 37) 覇吐「何とか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 19 39) 紫織「おっはよ〜、覇吐♪」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 23 26) 覇吐は紫織に死にかけみたいな顔を向けて挨拶を返す 覇吐「おはよ~・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 32 48) 紫織「!!!?どうしたの?」 咲耶「母上様との地獄の特訓が始まったようです」 紫織の問いに咲耶が答える -- 名無しさん (2012-10-27 20 35 34) 紫織「え〜……;」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 37 57) 紫織「あの…お兄さんをアッサリシメたお母さんと?」 覇吐「他に誰がいるよ…」 紫織「そりゃ大変だわねえ」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 42 34) 覇吐「それが、再来週の金曜日まで続く・・・・・・」 紫織「それは死ねそうだわ・・・・・・なんで再来週の金曜?」 引きつり笑いを浮かべて聞く紫織・・・・・・ 覇吐「再来週の土曜日に劇があるから、それで武器使ってたろ?それでカーちゃんに火が付いた」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 49 09) 紫織「そっか……大変ね;」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 50 39) 咲耶「それが知れたら、勧誘がまた一段とすごくなりそうですね」 苦笑い交じりに言う咲耶 覇吐「やめてくれ・・・・・・」 全力で青い顔をする覇吐 -- 名無しさん (2012-10-27 20 59 59) 覇吐の脳裏によぎった鬼と化した香純先生と龍明先生であったことは暗黙簿了解だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 21 13 07) 紫織「あ、そうそう覇吐」 覇吐「え……?」 紫織「今、正面から登校しないほうがいいわよ?」 覇吐「なんで?」 紫織「なんでってそりゃ……」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 36 48) 紫織「坂上覇吐専用の検問を香純先生と龍明先生が敷いてるの・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 38 18) 覇吐「!!!?Σ(゜Д゜;)」 紫織「それから………」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 39 58) 「いたぞー! 坂上覇吐だ!!」 覇吐「!!!?」 突然覇吐達の目の前に、いかにも体育会系な学生達が大勢現れた。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 40 20) 学生A「坂上さん! 君の活躍は学内放送で見させてもらった。ぜひとも我が柔道部に入部してほしい!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 41 46) 学生B「いいや! 君は陸上部に入るべきだ!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 42 40) 学生C[いや、あの身のこなしはぜひとも空手部に!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 45 44) 学生D「ふざけないで! 坂上さんは女子サッカー部に入部するのよ!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 47 03) 学生E[ふざけるな、坂上はわがサバイバル部に入部するのだ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 50 09) 学生F「いいえ、坂上さんにはバレー部がふさわしいわ!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 52 34) 水銀(女)「ハバちゃんは我がオカ研と決まっているのよ!!!」 学生全部「ウザい!!!!滅人滅相おおおおおお!!!」 即座にフルぼっこにされる水銀(女) -- 名無しさん (2012-10-27 21 55 24) みんなが水銀に気を取られていると、 大獄「こっちだ」 3人『!?』 大獄「早くしろ!」 大獄が物陰から手を伸ばしていた。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 58 17) 紫織「サンキュー大嶽!!」 その手をつかむ覇吐と紫織、咲耶は正面から入っていく・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 22 01 55) 水銀(女)のフルボッコが終わって振り返るとそこには誰もいなかった・・・ 学生たち「ちいいいいいっ!!!逃がしたか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 05 16) … 覇吐「いや〜、本当に助かったぜ。ありがとうな」 大獄「礼には及ばん」 あの後、大獄の案内で彼が使う隠し通路を通っていた一行。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 22 06 58) 大獄「坂上、お前の今の心情は痛いほどわかる」 覇吐「え?」 大獄「俺もかつてはそうだった……」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 09 02) 覇吐「じゃあ、大嶽さんもあいつに付きまとわれてたのか?」 大嶽「ああ…」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 10 24) 回想…… あれはまだ、俺がこの学校に入って二週間ほど経った頃だ。 ある日、俺は二年の不良ども(10人)に一方的に因縁をつけられてな、あまりの鬱陶しさから全員を病院送りにしてやった。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 17 10) ところがだ、その様子をあの水銀が学内に生放送し、それを見た体育会系のヤツらに追いかけ回されることになった。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 19 03) 俺は即座に水銀(女)を締上げ、病院送りにした・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 22 20 56) それからというもの、毎日のように入部を迫られてな……むしろ授業中のほうがリラックスできたほどだ。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 23 27) 勧誘は厳しさを増す・・・そしてあの二人の先生にも俺は追われる羽目になった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 22 24 39) そんなある日のことだった…… -- 名無しさん (2012-10-27 22 25 33) ???「よし、取り敢えずはここを拠点にするッスね」 ガララッ!! ???「!!!?Σ(゜Д゜)」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 27 29) 突然扉が開いたことに驚き、振り向いてみると… -- 名無しさん (2012-10-27 22 28 24) 大獄「はあっ………はあっ………;」血相を変えた面持ちの大獄がいた。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 29 55) 終焉同盟A[十万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 30 41) ???「え、ど、どうしたッスか?;」 大獄「頼む! 匿ってくれ!!;」 ???「ええっ!?Σ(゜ロ゜;)」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 32 10) そう言うと近くのロッカーの中に素早く入った。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 35 13) 声「おい、ここに巨大な男がこなかったか?」 ???「いえ、見たけどあっちにまっすぐ行ったよ」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 36 46) そして遠ざかっていく足音・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 22 39 03) 扉から顔だけ出してキョロキョロと確認する。 ???「行ったみたいっすよ」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 41 03) 大獄がロッカーからゆっくりと出てきた。 大獄「………すまなかった」 ???「いえいえ、でも噂通り大変そうッスね………;」 大獄「……噂以上だ」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 42 52) 大嶽「最近は先生にも追われている・・・・・・」 ???「ははは・・・・・・」 大嶽の言葉に苦笑いを返す??? -- 名無しさん (2012-10-27 22 47 14) 大獄「お前は……えっと」 ???「あ、俺1年C組のバルタザール・ヴォルッス。クラスのみんなからはバルティって呼ばれてるッス」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 48 37) 大嶽「いつか舌をかみそうだ・・・バルでいいか?」 バルディ「いいよ、そっちのほうが俺もいい」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 49 42) 大獄「そうか………ん?」ふと、机の上に戦車のプラモデルがあることに気付いた。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 51 30) 大嶽「バル、プラモが好きなのか?」 バル「まあな、特に戦車は男のロマンだ」 そう言って鼻をこするバル -- 名無しさん (2012-10-27 22 55 56) ちなみにスターリン重戦車だった -- 名無しさん (2012-10-27 22 57 28) バルティ「いや〜、それがまたかなり難しくって、なかなか苦労したッスよ」うんうんと頷く。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 59 55) 大嶽「だが、筋はいいようだな塗装の塗りが甘いのを除けばだが・・・・・・」 バル「わかるっすか?」 意外な言葉に驚くバル -- 名無しさん (2012-10-27 23 01 57) 大獄「これはスターリン重戦車………しかもこれは『エージェンター社』のプラモか?」 バルティ「そんなこともわかるッスか!?」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 03 14) 大嶽「…小学生の頃から趣味程度にな」 バルティ「意外っすね~、あの大嶽さんが…でも同じ趣味の人に会えてうれしいっす!!」 …それから二人は時間を忘れて語らい合った。 -- 名無しさん (2012-10-27 23 15 30) 大嶽「バル、入部届をくれ・・・・・・」 バル「いいんすか?」 大嶽「ああ・・・ここまで話せたのは久方ぶりだ、俺はこの部に入る」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 17 37) バルティ「で、でも……部員は設立した俺だけッスよ? とてもやっていけるかどうか……」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 21 25) 大嶽「なら結果を出せばみんな黙る、いや…黙らせる!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 23 03) 大嶽は殺る気満々だった -- 名無しさん (2012-10-27 23 24 19) バルティ「お、大獄さん………」だがバルティはその言葉を別の意味でとらえたらしく、じーんと感動して涙目になる。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 23 26 43) バル「大嶽さん…俺もやるっす!!! 今度の大会で凄い結果出して、皆に認めさせて見せるっす!!!」 大嶽「おお!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 27 39) こうして、大獄はモデラー部に入部することとなった。 -- 名無しさん (2012-10-27 23 30 08) … 大嶽「それからは勧誘の運動部を殴り飛ばしながらモデラー部の活動を続けていってな。流石に無理だと気付いたのか勧誘も自然に無くなっていった」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 32 25) そして、プラモ部の経歴は鰻上りしていった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 23 34 44) ↑訂正 そして、モデラー部の経歴は鰻上りしてき、全国に名が轟くようになった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 23 38 13) 設立当初はバルティと大獄の2人だけだった部も、今では部員数25人となった。 -- 名無しさん (2012-10-27 23 42 43) 覇吐「すごい経歴だ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 44 08) ???「だが君は逃がさんよ・・・」 ウザい声が聞こえる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 23 55 40) 大獄「チッ……もう追い付いたか」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 00 50) 水銀(女)「意地でもオカ研に入ってもらうわよ~」 姿を現す水銀(女) -- 名無しさん (2012-10-28 00 14 37) 覇吐「この……なあ、別に部員不足ってわけでもねえのに何で私を勧誘するんだ」 手を出すのをぐっと我慢し、話を聞いてみようとする覇吐。 -- 名無しさん (2012-10-28 00 59 17) 水銀(女)「無論。面白そうだからよ~」 めっちゃウザい声と顔でそうほざく水銀(女) -- 名無しさん (2012-10-28 01 05 42) 覇吐(殴りてえ…だが殴ったところで同じことの繰り返し……つーか二日ちょっとでどれだけ同じことを繰り返してんだこいつは…ワンパターンな人付き合いしか知らんのか?) どんな時でも一貫してうざい水銀(女)にふと、そんな疑問がわく。真面目になった時も数瞬程度は見た気がしたがそれが持続しない。 覇吐(友達いないみたいなこと父親が言ってたよな確か…もしかしてこいつ根本的なコミュニケーション能力に欠けてんのか? 相手をからかう演技とかじゃなくて素でこれしかコミュニケーションの取り方知らねえってことか?) 膨らみ始めた疑問が変な方向に行き始める。 覇吐(構ってほしいから人にちょっかい出すガキ…って思えば結構しっくりくるんだよな、こいつの行動…) そんな疑問が頭をもたげ、あることを聞きたくなった。 覇吐「お前さ……もしかして友達欲しいの?」 -- 名無しさん (2012-10-28 02 55 46) 水銀「天才とは孤高な者だ」 -- 名無しさん (2012-10-28 03 12 17) 覇吐「一途が行き過ぎるとただの変態だぞ、お前の場合究極のと着くわけだが・・・・・・」 呆れながらそう返す覇吐 -- 名無しさん (2012-10-28 04 19 50) 水銀(女)「褒めるなよ・・・・・・」 照れたように頭をかく水銀(女) -- 名無しさん (2012-10-28 04 21 44) 水銀「しかしだ、孤高であるとはいえ、時折誰かと交情を持ちたくもなる…………」寂寥を浮かべて笑った -- 名無しさん (2012-10-28 04 43 36) 大嶽「騙されるなよ…こいつはかなりの演技波だ…」 -- 名無しさん (2012-10-28 04 47 23) シャルロッテ「ふふふ……そう疑われても仕方ないわぁ。」力無くうなだれて言った。そこにはいつものウザさは微塵も無かった (……チッ余計な事を、まあ良いわぁ、困難な方が騙し甲斐があるし…………) -- 名無しさん (2012-10-28 04 58 21) 大嶽「俺の笑顔が見たいようだな…」 水銀(女)「!!!!!!!!!!!!(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-10-28 05 05 59) シャルロッテ「なにもそこまで疑わなくってもぉ。良いんじゃ無くってぇ」口調は元に戻ったが、震える声が、無理矢理搾り出している事を物語っていた -- 名無しさん (2012-10-28 05 18 56) 覇吐「お前…………」 -- 名無しさん (2012-10-28 05 43 11) 思わず肩を叩いて慰める覇吐ちゃんだった -- 名無しさん (2012-10-28 05 44 13) 大獄「ハッ……」 自分に向けられる咲弥と紫織の険しい視線。大獄は突如一人になった事を悟った -- 名無しさん (2012-10-28 06 23 13) 水銀(女)ーーーー計画通りーーーー 内心ほくそ笑むシャルロッテちゃんでした -- 名無しさん (2012-10-28 06 31 06) この勢いで咲弥と紫織も釣れば、刑士郎と宗次郎も付いてくるッッ!!大漁だわぁ。内心高笑いしていても、表に全く出さないのは、天性の詐欺師であった -- 名無しさん (2012-10-28 06 37 54) 大獄(いかん、どうすれば) -- 名無しさん (2012-10-28 07 14 11) 黄昏王子「………相変わらずだね」 -- 名無しさん (2012-10-28 08 16 30) シャルロッテ(ゲエェーーーーーーーー!!!!) -- 名無しさん (2012-10-28 08 31 48) 覇吐「あ、黄昏王子」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-28 08 33 05) 黄昏王子「助っ人連れてきたよ」 ???「紫織と咲耶を仲間にすれば芋づる式か」 その声に覇吐の顔が青ざめる… 覇吐「(助っ人が悪魔に見える…)」 水銀(女)「!!!!!!??(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-10-28 11 05 02) 香純「ハハハー私だー!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 11 24 34) 黄金「私もいるぞ」 ストッパー役だといわんバリに黄金が光って見える… -- 名無しさん (2012-10-28 12 18 20) 水銀(シャルロッテちゃんピーーーーンチ!!) 未だに動揺が表に表れない。まさしく真正の詐欺師であった -- 名無しさん (2012-10-28 12 40 04) 水銀(落ち着け……落ち着くのよ! ここは上手く切り抜けなければ!!) -- 名無しさん (2012-10-28 12 43 28) 黄金「カールよ」 水銀(女)「な」 ヒュン 一同「!!??」 黄金の槍が一瞬で水銀の首を刎ねた。 水銀(女)「な…何を」 …が、刎ねたのは人形だ。水銀(女)も相当ぎりぎりだったのか尻もちをつき、脂汗を大いに流していたが。 水銀(女)「い、いい、今のは…」 黄金「ああ、殺す気だったぞ。約束は違えんのでな、忘れたか? お前がまた悪さをしでかしたら命を奪う…了承しただろうお前も」 -- 名無しさん (2012-10-28 13 31 06) 水銀「……………………(゜Д゜;)」 -- 名無しさん (2012-10-28 13 43 09) 香純「実は私がストッパー役でした!!」 笑顔で死刑宣告をする先生・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 13 47 57) ???「とりあえず呼ばれてきました」 そこに現る覇吐母 覇吐「なんで!!?」 香純「私が呼んだ、覇吐ちゃんの友達が娘さんをダメな道に引きずり込もうとしているとリークしました」 -- 名無しさん (2012-10-28 13 52 58) 覇吐母「とりあえず、今日から特別講師になります、持ち部活は剣道部です」 覇吐「いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! -- 名無しさん (2012-10-28 13 54 54) ↑訂正 覇吐母「とりあえず、今日から特別講師になります、持ち部活は剣道部です」 覇吐「(いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!)」 内心全力で絶叫する覇吐・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 13 55 40) 水銀(女)「(災厄や~~~~~~~~~~!!!!!!)」 水銀(女)は内心泣いた・・・・・・ 香純「やっぱりコネは使いよう♪」 めっちゃ嬉しそうだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 07 15) 黄金「死ね」そんな水銀に引導を渡すべく、無造作に槍を突き出す -- 名無しさん (2012-10-28 14 12 09) 確かに心の臓を貫いたと見えたその時 -- 名無しさん (2012-10-28 14 13 18) 黄金の身体は宙を舞い、壁にぶつかる寸前に、優雅に着地した 覇吐母「あの娘…中々」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 15 04) シャルロッテ「あぁ…ダメよ、ダメなのよぉ……そんな冷めた穂先では、柔肌すら破れない。現在(いま)の貴方にはねぇ」 うつむいたまま言葉を紡ぐ少女の顔が上がる -- 名無しさん (2012-10-28 14 18 07) 黄金「ほう・・・・・・」 その顔はウザい、しかしウザさが初代水銀並みに跳ね上がっていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 19 56) 「愛が、足りないわぁ」 黄金「…………フフ、フハハハハハハハハハハ!!!!」黄金は思い出した。目の前のウザくてキモい道化が端倪すべからざる実力の主だという事を 黄金「良かろう……卿になら言える……相手にとって、不足無し」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 22 47) 香純「ハイみんな〜先生の指示にしたがって非難してね〜〜」 黄昏王子「適当なところで切り上げてね〜〜」 全力で殺し愛をおっ始めた二人から避難する一同 -- 名無しさん (2012-10-28 14 25 27) 覇吐母「ちゃんと放課後剣道部に来るんですよ」覇吐(ひ〜〜〜〜え〜〜〜〜〜) -- 名無しさん (2012-10-28 14 27 00) 水銀(女)「ふふ、いいわあ…やっぱり憎悪と殺意…熱がある一撃は」 全力の殺し合いの歓喜に震える水銀。 「ねえ、貴方」 水銀(女)「…何よ、誰?」 唐突に割って入った横やりにぞんざいに目を向けると。 覇吐母「貴方、私の指導を受けてみない?」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 29 44) 水銀(女)「へ?」 その顔は無双波旬を一蹴した時の顔だ、菩薩と阿修羅がごっちゃになっているときのそれであった -- 名無しさん (2012-10-28 14 32 40) 覇吐母「先生、槍をお借りします」 黄金「どうぞ」 水銀(女)「(この人・・・・・・底が見えん・・・・・)」 緊張しながらもウザ笑いの水銀(女)・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 36 12) 覇吐母「ほい」適当に操り出されたと見えて、黄金と水銀にも、いつの間に、としか見えない突きが放たれた -- 名無しさん (2012-10-28 14 44 57) しかも寸止め、喉笛すれすれだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 46 45) 水銀(女)「・・・・・・・・・!!!?」 黄金「なんと・・・・・・・・・」 うまいこと言葉が出てこない両者・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 50 32) 覇吐母「まだまだ……」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 02 43) 連撃が来る、徐々に速さが増していき重さも増す・・・・・・水銀(女)はかわし切れずにガードするが一撃目で粉砕されもろに食らう・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 05 28) 水銀「がはっ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 06 43) 覇吐 -- 名無しさん (2012-10-28 15 08 10) 覇吐母「腰が引けています、逃げ腰では意味がありませんよ?」 覇吐母は鬼教官モードだ・・・・・・ 二人「強すぎる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 09 36) … 香純「というわけで、覇吐ちゃんは剣道部に入部してもらいますね♪」 覇吐「もう好きにして………」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 12 58) 入部届を見せる先生入部届は母の字だしかも無駄に達筆である -- 名無しさん (2012-10-28 15 14 25) 覇吐はぐったりと机に突っ伏している。 -- 名無しさん (2012-10-28 15 15 48) その頃 水銀(女)は完璧に打ちのめされていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 19 34) 水銀「…………」返事がない、ただの屍のようだ -- 名無しさん (2012-10-28 15 21 01) 覇吐母「やりすぎてしまったようですね?」 黄金「問題ないでしょう、すぐに不死鳥も真っ青なほどウザやかに復活しますから」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 23 28) 覇吐母「そうですか……」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 27 53) そして覇吐のクラスの副担任としてやってきたのだ・・・・・・ その光景に覇吐&(∴)「!!!???」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 37 16) 覇吐母「よろしくお願いいたしますv」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 41 30) 兄妹「(いや~~~~~~~~~~~~~~!!!)」 内心吠えていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 50 30) … 休み時間 -- 名無しさん (2012-10-28 15 51 20) 波旬は震えていた・・・・・・ 波旬「(なんでいるんだよ・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 59 15) 覇吐「兄貴………」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 11 59) 常世「(こんなおとなしい奴を見たのは初めてだ)」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 32 39) 一同「(確かに・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 43 28) 宗次朗「今日からよろしく、覇吐さん」 覇吐「おう、よろしく掛け持ちだからいないこともあると思うけけど・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 13 43) 龍明「ひ、卑怯だぞ綾瀬! 彼女のコネを利用するなど……」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 16 08) 香純は悔しがる龍明にV -- 名無しさん (2012-10-28 18 57 51) ↑訂正 純は悔しがる龍明にVサインで答える・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 18 58 38) 香澄純「へっへ〜んだ、こういうのは早いもの勝ちなんですよ♪」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-28 19 00 18) 龍明「その指へし折ってやろうか?」 無駄にいい笑顔・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 19 05 48) 香純「むう………;」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 11 11) 睨み合う二人・・・・・・ ほかの先生方「(怖い・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 20 59) 龍明「やられたことは仕方ない・・・助っ人として借りるということで手を打ってくれ」 香純「了解」 睨み合いは龍明が先に折れた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 19 34 54) 本人の知らぬところで売買されている覇吐・・・・・・ 夜刀「(坂上・・・哀れだ・・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 40 20) … 宗次郎「それでは覇吐さん、剣道の基礎についてはわかりますか?」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 48 42) 覇吐「一応は、カーちゃんに叩き込まれた、地獄の特訓・・・・・・・・・」 途端に青い顔になる覇吐・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 20 53 07) 宗次郎「あ………なんかすみません;」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-28 20 55 44) 覇吐 -- 名無しさん (2012-10-28 21 42 48) 覇吐「いいんだ、同情はいらねえ・・・さてやるか・・・きい抜いてると雷と核ミサイルが落ちる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 43 44) 宗次郎「え、ええ………;」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 45 00) そして手合せを始める覇吐と宗次郎・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 21 47 50) 覇吐「はあああああああ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 58 39) 宗次朗「せいやあああああああ!!!」 激しく打ち合う・・・ 宗次朗「そこ!!」 覇吐「甘い!!」 狙ってきたところをかわし胴に一本決める覇吐・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 22 04 54) 宗次郎「くっ……!」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 08 08) 覇吐「しかし強いなお前・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 12 28) 宗次朗「一本取って言うセリフですか?それ・・・」 覇吐「強い奴は強いでいいだろ?カーちゃんとやってみ?一回も打ち込めねえぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 29 24) 宗次郎「それ程ですか……一度ご教授願いたいものですが…」 覇吐「今は無理だな…」 覇吐母「握りが甘い!! それではすっぽ抜けるわよ!!!」 水銀(女)「何で私が……(泣)」 二人の視線の先で、水銀(女)が覇吐母につきっきりでしごかれていた。 -- 名無しさん (2012-10-28 22 34 56) しかも火がついている・・・ これは地獄モード突入の合図だ・・・ そして三十分後・・・・・・それは見事に的中した -- 名無しさん (2012-10-28 22 47 44) 覇吐「やっぱしこうなるのね~~~」 宗次郎「これは・・・・・・スパルタの次元じゃない・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 55 46) 全員巻き込まれていた・・・・・・ 水銀(女)「ハバちゃんたすけて~~」 泣き叫ぶ水銀(女)の声 -- 名無しさん (2012-10-28 23 01 41) 覇吐「お兄様〜〜〜〜」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 10 34) … (∴)「聞こえん…俺には何も聞こえん」 カレー部部室でガタガタと震えながら耳をふさぐ波旬がいた。 -- 名無しさん (2012-10-28 23 12 16) そして悠然と立ち向かう宗次郎、あえなく撃沈!!! -- 名無しさん (2012-10-28 23 14 32) 紫織「宗次郎が一撃とは…」 見学していた紫織も息を呑む。 -- 名無しさん (2012-10-28 23 15 50) 覇吐「ああなったら無双所遺体の兄貴でも三秒持たない!!!!」 全員「まじかよ~~~~~~~~~~~~!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 20 49) ↑訂正 覇吐「ああなったら無双状態の兄貴でも三秒持たない!!!!」 全員「まじかよ~~~~~~~~~~~~!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 21 27) 逃げ惑う部員たちしかし速攻で捕まっていく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 32 36) ちなみに覇吐母が今使っているのは竹刀ではない、覇吐が劇で使っていた武器の形態『大蛇』である しかもめっちゃ巧みだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 48 03) 黄金「やはりでたらめだな・・・・・・」見に来ていた黄金・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 26 58) 戒とベアトリスを突っ込ませて、その隙に逃げ出す鈴。死んだ振りしてやり過ごそうとする水銀。そんな水銀を覇吐母の前に蹴り出す黄金 -- 名無しさん (2012-10-29 04 39 28) 黄金「きびきび練習しろ」 水銀「いやあああああああああああああ!!(;□;)」 -- 名無しさん (2012-10-29 10 14 10) それから三分後…見事に全員捕まり地獄再開… -- 名無しさん (2012-10-29 11 04 10) 鈴「…………(死んだ振り)」水銀「…………(死んだ振り)」戒&ベア&宗次郎「…………(轟沈)」 -- 名無しさん (2012-10-29 11 39 02) 覇吐「みんな………;」比較的まだ立っていられる覇吐。 覇吐母「はい、今日はここまで!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-29 11 48 25) 今日の内容的には覇吐母から一本とれというものだった… -- 名無しさん (2012-10-29 11 51 26) 結果これである… 宗次郎「まるで歯が立たない…」 -- 名無しさん (2012-10-29 12 13 00) 部員たち「(これ、毎日続いたら死ぬわ)」 -- 名無しさん (2012-10-29 13 49 25) 香純「そこの二人〜〜起きなさ〜〜い」鈴&シャルロッテ「………………zzz」 -- 名無しさん (2012-10-29 14 42 59) 覇吐母「・・・・・・・・『大蛇』で突きますよ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 14 47 54) 即座に立ち上がる鈴と水銀(女) 覇吐母「あなたたちは特別居残りです、覇吐、あなたは特別メニューです」 死刑宣告・・・発動!! 宗次郎「あの、僕も鍛えてもらっていいですか?」 覇吐母「いいでしょう」 -- 名無しさん (2012-10-29 14 55 42) 一同『!!!?Σ(゜Д゜;)』 -- 名無しさん (2012-10-29 15 14 32) 覇吐「お前、あれもろに食らってよくそんな気になるな!!?」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 09 51) 覇吐母「失敬な、加減はしましたよ」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 14 40) 宗次郎「いいえ………」宗次郎は武者震いしていた。 -- 名無しさん (2012-10-29 17 20 21) 鈴「さて……私が特別メニューを受けるのだ。私より劣る貴様等は尚のこと受けないとなぁ」 戒&蛍&ベア(ゲエーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!) -- 名無しさん (2012-10-29 17 46 12) 戒「今日は家事当番なんだ・・・・・・」 覇吐母「なら早くいきなさい、駅前のスーパーは今日タイムセールをしています」 戒「ありがとうございます!!」 一礼して戒は駅前に走って行った -- 名無しさん (2012-10-29 17 51 40) 鈴「ちい、一人逃がしたか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 55 10) ベアトリス「私も戒のお手伝いしなきゃ!」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 58 40) 鈴「にがさ…!?」 覇吐母「では、特別メニューを始めましょうか」 ベアトリス(助かった~;) コンマの差で逃げ切るベアトリス。 -- 名無しさん (2012-10-29 18 14 49) 鈴「うおおおおおおおおおおおおお!!!?;」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 17 24) 鈴は覇吐母に向かっていく・・・ 覇吐母「甘い」 そう言って鈴の竹刀を奪い面に一発、目にもとまらぬ早業だった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 18 22 00) 蛍は隅で小さくなっていた -- 名無しさん (2012-10-29 18 32 14) 鈴(お前もやれ!!!) 螢(無理です!!??;) 凄まじい眼力で訴えかけるリンダが当然のように全力拒否である。 覇吐母「あら、まだ元気みたいね。もう一回やる?」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 35 43) 地獄に仏ならぬ地獄の仏だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 18 37 39) 黄金&夜刀「何か見つけたんで持ってきました」 水銀(女)「………………」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 41 02) 宗次郎「なんという強さ…」 覇吐「あれでもかなり手加減してんだぞ、本気出したら三面六手の鬼神に見えるからな…」 宗次郎「…ホントに人間なんですか」 覇吐「言うなよ…ときどき私も疑いたくなるけど」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 43 11) 鈴は帰ったら飯に難癖つけて戒&ベアを殺すと心に決めた -- 名無しさん (2012-10-29 18 44 53) 覇吐母「ありがとうございます、あとで波旬のカレー部によってくださいカレーを作らせておきました」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 52 39) その頃波旬はカレーを煮込んでいた・・・そして味見・・・ 波旬「さすが俺様の作ったカレーだ、素晴らしい!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 波旬「こんな素晴らしいカレーを塵共に喰わせなければならんのか!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 57 53) 波旬は考える、逆らえば大魔王が来るのだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 18 59 45) 波旬「まあいい・・・これは塵共に俺様の偉大さを見せつけるいい機会だ・・・・・・」 震え得ながら笑う波旬・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 19 22 46) 香純「すいませーんカレー大盛りで」 波旬「あいよ、俺様の素晴らしいカレー、よく味わえよ(-_☆)」 そして大盛りのカレーを渡す波旬 -- 名無しさん (2012-10-29 19 36 44) 鈴「私は特盛で」 波旬「ほれ、特盛一丁」 鈴「たくっ…こんなにやられたのは何時振りかねえ」 水銀(女)「…良くあれだけ動いてあんなに食べられるわね」 覇吐「大丈夫じゃねえよな…胃腸薬でももらって来ようか?」 水銀(女)「…そこまでは良いわ」 同じ卓に着く三人。水銀(女)は疲れきっていてご飯がのどを通らないようだが。 -- 名無しさん (2012-10-29 20 50 16) そしてカレーを一口 鈴「・・・・・・カレーとは神秘であり宇宙である!!!!」 急に吠えた鈴 -- 名無しさん (2012-10-29 20 53 36) 鈴「これならばあれをやっても良いだろう…」 水銀(女)「…何を洗脳されたと思ったら、意味のわからんことを…というか食べられるのその量?」 鈴「だらしないモヤシっ子とは違うのさ」 水銀(女)「…貴方みたいな体力ば…何それ?」 鈴の手の中のマヨネーズとケチャップ、それに前に置かれている特濃ソースに疑問を持つ水銀(女)。 鈴「何って」 ブチュルルルルルルウ!! 盛大にカレーの上にマヨネーズとケチャップをかけたうえで特濃ウスターソースであえる鈴。 鈴「特盛カレー鈴様スペシャルだろーが、食うか?」 覇吐「調味料が山盛り過ぎてカレーライスが見えないんすけど;」 -- 名無しさん (2012-10-29 20 57 31) 鈴「これがいいんだろーが、食うか?」 覇吐 水銀「「いりません!!」」 -- 名無しさん (2012-10-29 20 58 28) 波旬「カレーを冒涜してんじゃね~~~~~~~~!!!」 無双波旬による波旬ドライバーが炸裂し埋まる鈴・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 21 05 20) 覇吐母「また腕を上げましたね」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 15 35) (∴)「!!??」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 26 37) 覇吐母「久し振りに手合わせしたくなりました」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 41 24) 覇吐「みんな逃げろ~~~~やばいのが来る!!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 45 16) 宗次朗「先のよりですか?」 覇吐「軽く・・・百倍?」 一同「!!!???」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 46 09) 覇吐「本気じゃないのが難点だけど・・・・・・」 覇吐はマジだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 22 05 05) 覇吐「母上は周囲に被害が出ないように気を使ってくれるだろうが、相手は兄貴だ…何が起こるかわからん。とっとと逃げるぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 42 48) 邪神vs阿修羅ここに開幕・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 22 48 08) 波旬「今日こそ勝たせてもらう」 覇吐母「威勢のいいこと」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 20 40) 波旬の天眼が開いている・・・・・・まさに本気だ -- 名無しさん (2012-10-29 23 21 38) どちらも素手でやり合うつもりだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 56 57) 覇吐母の背筋が異常な形に盛り上がる!!!!その様はまさに 宗次郎「お…鬼!?」鈴「鬼の貌!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 05 47 48) 覇吐「鬼母(ママ)ッッ!!」 (∴)「ウオオ!!我が開くは地獄の蓋よ!!天魔・骸手!!キャオラアアアアァァァァァァ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 05 51 28) 覇吐「有り得ないッッ!!兄貴が技を駆使しているッッ!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 05 53 23) この二人にかかればたいていの荒事はでこピンひとつで片がつく、それだけに恐怖以外のなんでもない・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 09 06 08) 初代「このままでは学園一帯が消し飛びかねんな・・・」 どこからともなく沸いてでるウザイやつ -- 名無しさん (2012-10-30 09 19 36) 波旬「具おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 12 35 13) 全員「いつもしたり顔でウザイことばっかり言ってんだからこんなときぐらい役に立て!!」 水銀「ごめん無理」 全員「!!??」 -- 名無しさん (2012-10-30 12 37 22) 即効で平謝りする初代水銀をあの中に放り込む覇吐たち 水銀「あ~~~~~~~!!」 ウザイい絶叫が響く・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 13 21 52) 覇吐母「邪ッッ!!」 (∴)&初代「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!」 二人まとめて星にする鬼母 -- 名無しさん (2012-10-30 14 32 38) 紫織「あのとんでもない技をしかけながら突撃した波旬さんを…一撃とは」 宗次郎「……歯牙にもかけませんでしたね」 覇吐「三面六手モードじゃないから、あれでもまだ本気じゃないんだぞ……」 紫織 宗次郎「(ゾクリ!!??;」 覇吐の一言に背筋が凍る。 -- 名無しさん (2012-10-30 14 42 07) 先生方「学校が消し飛ばんでよかった・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 15 16 56) 覇吐母「さてカレーをいただきましょう、たくさんあるみたいなのでお代わり自由ですよ」 -- 名無しさん (2012-10-30 15 27 21) シャルロッテ&鈴「………………ゲップ」 九割以上を食い尽くしていた -- 名無しさん (2012-10-30 15 31 18) 覇吐母「明日はさらに厳しく行きましょう・・・」 笑顔が素敵に怖い -- 名無しさん (2012-10-30 15 34 07) 香純「ははは~」 -- 名無しさん (2012-10-30 15 50 16) 覇吐「多分、明日死ぬかも・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 16 03 07) その日の夜 -- 名無しさん (2012-10-30 16 59 19) 櫻井家ではやたら豪勢な食卓を、鈴。戒。蛍。ベアトリスが囲んでいました ……鈴以外はお迎えを待つ死刑囚の様な顔で -- 名無しさん (2012-10-30 17 01 30) 武蔵「今帰ったぞ〜。お、今日は随分豪華だな」 -- 名無しさん (2012-10-30 17 19 24) 鈴(チッ……)戒&蛍&ベア(ホッ……) -- 名無しさん (2012-10-30 17 40 27) 武蔵「?」 -- 名無しさん (2012-10-30 17 44 38) 鈴(キュピーン) -- 名無しさん (2012-10-30 17 57 13) 鈴「時に爺様。身内が窮地の時に、見捨てて逃げ出す屑がいたらどうする?」 -- 名無しさん (2012-10-30 17 58 49) 武蔵「窮地に陥る前に逃げるのも一つの兵法よ。そもそも窮地に陥る間抜けが悪い」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 01 21) 鈴「!!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 02 12) 戒&ベア「(おじい様が援護射撃を!!)」 内心喜んでいた・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 18 06 03) 武蔵「それがどうかしたか?」 鈴「………いえ」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 24 28) 武蔵「お前、カレー食ってきただろ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 25 09) 鈴「!!???」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 25 22) 鈴「な、なぜそれを!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 27 41) 武蔵「匂いで判るわい」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 31 17) ちなみに武蔵さんはカレーがお嫌いでしたとさ -- 名無しさん (2012-10-30 18 37 40) 武蔵「お前、飯抜きな!!」 鈴「なんでだ!!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 38 34) 武蔵「窮地に陥ったことも気付かないで、呑気に飯食ってた間抜けへの罰じゃ」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 40 12) 鈴「窮地を乗り越えて飯食ってきたんだよ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 41 03) 武蔵「知るか!!お前の場合更なる窮地に足を踏み込んでるパターンが多いだろうが!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 43 40) 武蔵お言葉の通り鈴と水銀(女)は明日更なる地獄への片道切符を手にいしていたという事実を知らないのだ・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 18 46 09) 鈴「信用ね~な」 武蔵「できるか」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 47 30) 武蔵「それにのう……わしの前で、カレーの匂いを、バラ撒いているということが、どういうことか、わからんのか」 -- 名無しさん (2012-10-30 18 51 11) ベア(ZAMAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!) -- 名無しさん (2012-10-30 18 53 25) 鈴は明日馬鹿娘をどういたぶるか考えていた -- 名無しさん (2012-10-30 18 57 19) しかしそんなこと明日は考えられなくなるということをまだ彼女は知らない・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 19 01 14) …翌日 -- 名無しさん (2012-10-30 19 04 15) 咲耶「どうしました、覇吐さま?」 覇吐「今日が命日かもしん・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 23 15) 刑士郎「うぃ〜〜ッス」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 29 52) 覇吐「おはよ〜………」ぐったりした様子で机に突っ伏す覇吐。 -- 名無しさん (2012-10-30 19 31 27) 刑士朗「どうしたよ?」 覇吐「か~ちゃんが剣道部に来たそして昨日から始まった地獄の日々・・・・・・」 刑士朗「そうか・・・今日はこっちに顔出せよ、いろいろ話し合いもするみたいだからな」 覇吐「お前が天使に見える・・・」 刑士朗「男の天使何ぞ気色悪いだけだろうが」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 35 29) 覇吐「はう〜……」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 41 59) シャルロッテ「清楚で可憐な美少女天使ちゃんと〜う〜じょ〜〜う」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 45 19) 刑士郎「死ね」 水銀「ぐげえ!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 19 47 37) 咲耶「…………兄様。そんな得体の知れない汚物に触れて…………」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 07 53) 刑士郎「そうだな……ちょっと保健室からエタノール借りてくるわ」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 10 48) 水銀(女)「それはひどいわよ、刑ちゃん!!私も慰めて!!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 24 19) 刑士郎に抱き付いて全身を摺りつけた。以外と豊かな胸が、シスコンチンピラの背中に押し付けられる -- 名無しさん (2012-10-30 20 26 27) ちなみに以前、ヴィルヘルムに同じ事をして、姉に滅尽滅相されかかったりしている -- 名無しさん (2012-10-30 20 28 53) 咲耶「兄様から離れなさい~~~!」 いつもの大人しさからは想像もできない力で水銀を引きはがそうとする。 -- 名無しさん (2012-10-30 20 30 04) そして腰をつかまれ刑士朗ごと投げ飛ばされるのだった 刑士朗「なんで俺まで・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 31 46) そんな刑士郎君はシャルロッテちゃんの胸の感触にしっかりと反応していた -- 名無しさん (2012-10-30 20 48 26) 夜行「男の性よ」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 49 22) 刑士朗「悲しいもんだな・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 20 51 20) 刑士郎(これがヴィルヘルムなら換金調教のフルコースなんだろうなぁ) -- 名無しさん (2012-10-30 21 00 08) … 覇吐「あ〜………ツッコむ気力もない;」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 02 26) 覇吐母は覇吐が劇の練習で使った武器の類似品を持っていた。 水銀(女)(あれは!? 父様がその無駄な技術力を注ぎ込んで古今東西あらゆる武器に変形する機能を追加したけど、冷静に考えると無駄な機能付き過ぎだよねな剣!?) -- 名無しさん (2012-10-30 21 04 16) 覇吐「宗次朗、今日俺演劇部呼ばれているから部活遅れるわ・・・」 宗次朗「わかりました」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 06 20) … 紅葉「改めて、ようこそ演劇部に♪」 覇吐「よろしくお願いします」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 12 12) 黄金「昨日は大変だったな坂上よ・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 15 03) 紫織「あれ?何でここに?」 竜胆「御用はこれでしょうか?」水銀(女)「ふぎゃーーー!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 20 41) 黄金「パーティー代わりにこれを滅人滅相しようと思ってな・・・」 黄金はマジだ・・ -- 名無しさん (2012-10-30 21 23 41) 水銀(女)「やっぱり私のことを/////」 黄金「やはり坂上のご母堂に突き出すか」 水銀(女)「いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 44 42) 覇吐「そのほうがいいですよ」 -- 名無しさん (2012-10-30 21 51 37) 水銀「どうして!?皆して私をいじめるの!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 38 38) 夜刀「虐めているつもりは無い。ただ、心身ともに鍛え上げてもらって少しでも真人間になれとは思っている」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 40 10) 覇吐「素敵な真人間になってこい・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 42 13) シャルロッテ「…………おにぃさまぁ。ハバちゃぁん。それでしたらぁ、一対一で私に勝てない、このクラスのみなさんもぉ、鍛えられるべきではなくってぇ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 45 49) シャルロッテ「ああ…無論。(∴)さんは別ですわよぉ」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 47 00) それはそれはウザいドヤ顔であったそうな -- 名無しさん (2012-10-30 22 47 46) ???「ほほう、俺様に勝てると・・・」覇吐の後ろから声がする、波旬だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 22 49 07) 水銀(女)「おにぃ様ならともかく、私では貴方に敵いませんわぁ」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 54 47) (∴)「…………」 夜刀(後で殺す) -- 名無しさん (2012-10-30 22 55 50) 夜刀「…お前は人間性を鍛えなおしてもらえ。健全な肉体に健全な精神は宿るだ」 シャルロッテ「なら私よりも弱い方々は不健全極まりないわねえ」 夜刀「…お前の精神は腐りきってるからまともになるには超人レベルまで鍛えないと駄目だろ」 -- 名無しさん (2012-10-30 22 58 23) 覇吐「ウザさならもう天性のレベルだからあきらめと方がいいかもしれんけど、まだ救いはあると俺は信じたい・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 23 01 58) 水銀() -- 名無しさん (2012-10-30 23 05 09) 水銀(女)「ハバちゃん・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 23 05 37) 覇吐「というわけで言ってらっしゃい!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 23 16 52) 水銀(女)「へ?」 覇吐「親友として俺はお前を信じてる・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 23 36 03) () -- 名無しさん (2012-10-30 23 49 15) (∴)「め~つじんめっそ~う♪ちょ~うた~のし~♪」 愉快にうたう波旬 -- 名無しさん (2012-10-30 23 50 26) 一同「(不気味だ・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-31 00 27 49) 覇吐「母上の特訓がそんなに楽しいのか?」 -- 名無しさん (2012-10-31 01 48 53) 波旬「現実逃避だ…気づけ」 -- 名無しさん (2012-10-31 01 58 06) 一同「(こいつが現実逃避!!!!???)」 -- 名無しさん (2012-10-31 09 38 07) 水銀(女)(現実逃避何て処世術を持っていたのね…) なんかズレタ感想を持つ変人。 -- 名無しさん (2012-10-31 09 51 30) 波旬「機能で都合千回負けているからな・・・いい加減いやになってくる・・・」 -- 名無しさん (2012-10-31 10 39 14) なんか目が死んでいる。 -- 名無しさん (2012-10-31 11 50 52) 紫織「良く千回も挑む気になれるわね……」 覇吐「…挑んだのは十数回位で大体は暴走したところを鎮圧されたってだけだよ」 -- 名無しさん (2012-10-31 12 42 14) 竜胆「それでも十分すごいと思うが・・・」 -- 名無しさん (2012-10-31 12 54 01) (∴)「俺様はこれからカレーを作らなければいかんのだ、文化祭を俺様の食通世・カレー道で埋め尽くすためにな・・・そしてすべての人間が俺様にひざまずく・・・ハハハハハハ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-31 13 21 41) ↑訂正 (∴)「俺様はこれからカレーを作らなければいかんのだ、文化祭を俺様の食通界・カレー道で埋め尽くすためにな・・・そしてすべての人間が俺様にひざまずく・・・ハハハハハハ!!!」 無駄な高笑い 一同「(これも現実逃避の賜物か?)」 -- 名無しさん (2012-10-31 13 40 09) ハイドリヒ「そろそろホームルームの時間だ」 聖槍の穂先に汚物を引っ掛けて去っていきました -- 名無しさん (2012-10-31 16 05 26) 波旬は学園をさぼりカレー部でカレーを作ることにした・・・そう邪推など一切ない至高のカレーを求めて・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-31 18 41 36) そして覇吐母につかまり授業に駆り出されたのは言うまでもない・・・ -- 名無しさん (2012-10-31 23 21 01) … 紅葉「それじゃ、坂上さんが演じる役についてなんだけど……」 覇吐「はい」 -- 名無しさん (2012-10-31 23 28 35) 紅葉「武闘派な役がいい?それとも女の子の役がいい?」 -- 名無しさん (2012-11-01 00 34 17) 覇吐「今回の劇は確か・・・この前やったやつですよね?」 紅葉「いろいろ試したいっていうのが監督の意向なのよ」 -- 名無しさん (2012-11-01 00 37 55) ベア「戒の裏切者~ -- 名無しさん (2012-11-01 02 08 39) ↑訂正 覇吐「あの人らしいといえばいいのかな・・」 苦笑いの覇吐 -- 名無しさん (2012-11-01 02 10 14) 覇吐(今更武闘派はイヤだとか言ったら母上に何をされるか…………) -- 名無しさん (2012-11-01 05 25 26) 紅葉「一通り全部やってみようって意見があるけど・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 12 17 20) 覇吐「あんま日がないから次の劇でいいと思います、今回は武闘派でお願いします」 紅葉「そうね、この前のは素晴らしかったしこのままいきましょう」 そして覇吐は武闘派でロートスの部下を演じることとなった・・・ 刑士朗「今度は負けねえぞ、決着つけてやる、劇でだけどな・・・」 覇吐「それはこっちも同じだ・・・」 そして拳を合わせる二人やる気は十分のようだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 13 40 24) ハイドリヒ「ふむ……やはり彼女をスカウトして正解だったようだな」 紅葉「そうですね」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 52 39) 覇吐「先生、ご指導お願いします!!」 黄金「よかろう!!」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 01 35) シャルロッテ「………………」後ろでシャドーボクシングをしてウザウザしく自己アピールしていた -- 名無しさん (2012-11-01 17 05 25) 黄金「あれは放っておこう、ウザい演技はこの劇を汚すだけだ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 07 02) 水銀(女)「私みたいな至高の役者を目の前にそれはひどいんじゃなくて!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 11 21) ハイドリヒ「総員、練習に移るぞ」 一同『はーい』 -- 名無しさん (2012-11-01 17 22 03) 水銀(女)「はーーい」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 42 02) 完全無視で劇が始まる・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 53 41) 「シクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシク」陰々滅々としたひたすらウザい泣き声が響く -- 名無しさん (2012-11-01 17 58 20) ハイドリヒ「坂上、次が主人公との初対面の場面だ」 覇吐「はい」 しかしガン無視は続行される。 -- 名無しさん (2012-11-01 18 06 39) 「シクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシク」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 33 31) ウザ蔓茶羅・無量大数 -- 名無しさん (2012-11-01 18 34 36) 覇吐「先生、劇に参加させて見ませんか?このままウザ過ぎます・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 48 35) 黄金「必要ない、君のご母堂にはもう連絡しておいた・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 19 28 17) 脱兎の如く逃げ出す汚物 -- 名無しさん (2012-11-01 19 33 03) 黄金「さて続けようか」 -- 名無しさん (2012-11-01 19 34 02) 「ギャーーーー!!」汚物がエレオノーレに捕獲されたのを横目で見ながら爽やかな笑顔を浮かべるハイドリヒ先生 -- 名無しさん (2012-11-01 19 42 00) … 覇吐「『師団長! 本気なのですか!?』」 ロートス「『ああ……姫のためにも、この挑戦は受けねばならないだろう』」 覇吐「『お待ちください! これは絶対に罠です、お一人で行かれるなど危険過ぎます!!』」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-01 20 00 47) ロートス「罠ならそれを超えればいいだけの話だろう?」 覇吐「しかし・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 04 37) ロートス「なんとしても取り戻す・・・」 覇吐「しゃーねえな・・・俺も行くよ、今のあんたは危なっかしい」 ロートス「昔に戻ったみたいだな・・・同僚だったころによ」 覇吐「そうだな」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 06 55) 紅葉「はいOK! 良かったわよ」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 18 18) 「うわあああああああああああん!!」 エレオノーレがウザいナマモノを覇吐母に引き渡していた -- 名無しさん (2012-11-01 20 21 25) 覇吐母「ありがとうございます」 エレ「よろしく頼みます」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 26 49) 覇吐母『それでは、行きましょうね♪』 -- 名無しさん (2012-11-01 20 57 06) 水銀(女)「いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!」 ウザい断末魔が響く・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 21 00 10) … 紅葉「はい、今日の練習はここまで」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 02 46) 覇吐「さてと、剣道部か・・・』呟いた瞬間、気が100トンハンマーを乗せられたぐらい重くなった覇吐・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 21 25 13) 刑士郎「…………;」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 31 54) 覇吐「どうした?刑士朗・・・」 黙り込んでいる刑士朗に声をかける覇吐 -- 名無しさん (2012-11-01 21 38 42) 刑士郎「ん、ああいや……なんでもない」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 39 40) 覇吐「剣道部のぞきに来るか?地獄だぞ」 苦笑い交じりに提案する覇吐 -- 名無しさん (2012-11-01 21 50 37) 鈴「師範。主将でありながら、私より遥かに未熟なこの屑と、将来の剣道部を担う腑抜け共にも、稽古をつけてやっていただきたい」戒&蛍&ベア(ノオォーーーーーーーーー!!!!)何が何でも巻き添えにする気満々な鈴だった -- 鴨 (2012-11-01 22 13 47) 剣道部は今日も地獄でした -- 名無しさん (2012-11-01 22 14 53) 覇吐母「わかりました、しかし私もそこまで鬼ではありません・・・戒君、家事当番が当たっているときは言いなさいタイムセールに間に合うようにあなたは終わりにしてあげます、ただし少し厳しくいきますが・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 18 49) ベア&蛍『私達もてつだ……』鈴「黙れ」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 23 41) 覇吐母「わかりました、鈴さんあなたは特別厳しく行きましょう」 鈴「!!!???」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 55 57) 鈴「何でだ〜〜〜!!!!」ベアケイ(ざまあああああああああああ!!!!) -- 名無しさん (2012-11-01 22 59 05) 覇吐母「大丈夫です本気は出しません、波旬を抑えるのと同じ程度でやるぐらいです」 鈴「それでも死ぬと思いません!!!???」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 00 49) 覇吐母「大丈夫ですv」 Vサインを出す覇吐母・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 23 02 34) 鈴(カエッタラコロス) -- 名無しさん (2012-11-01 23 06 28) シャルロッテ(自由への脱出!!) -- 名無しさん (2012-11-01 23 24 54) 覇吐母「逃がしませんよ(^-^)」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 31 06) 水銀(女)「ヒいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!??」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 36 46) そして始まる更なる地獄・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 00 14 47) そして三時間後 水銀「・・・・・・・・・・orz] -- 名無しさん (2012-11-02 01 21 22) 鈴「・・・・・・・・・・・・orz」 見事に死んでいる二人の姿が・・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 01 22 17) 覇吐母は二人の教育を頼まれていた 武蔵「少しばかり腕が立つからといって、驕っておる馬鹿娘を鍛え直してくれ」 夜刀「俺の妹を真人間にしてやってください」 -- 名無しさん (2012-11-02 06 00 58) 覇吐母「おまかせください♪」 -- 名無しさん (2012-11-02 09 23 39) 覇吐母「今日は此処まで、居残り練習したい人は申し出てね~」 無駄にいい笑顔 -- 名無しさん (2012-11-02 09 51 20) 鈴「貴様等は……当然…やるべきだよなぁ」 -- 名無しさん (2012-11-02 10 06 31) 戒「じゃあ今日はあなたがご飯作ってくれるんですか?」 笑顔で聞く戒 -- 名無しさん (2012-11-02 10 52 21) 鈴「ああ…良いぞ」 悪鬼☆スマイル -- 名無しさん (2012-11-02 10 56 33) ベア「この人が作るとすべて炭になるんだよな~」 蛍「しかも逆切れをするいつものパターンだし」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 00 25) 覇吐母「では料理の作り方についても叩き込みましょう・・・」 鈴「!!?????」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 04 51) 墓穴を掘ってしまった鈴・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 11 08 20) 水銀(女)「ここは万事ソツなくこなせる大親友の私が教えますは」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 15 27) 戒「そういえば、何でも器用にこなしてたな」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 25 30) 覇吐母「そうですねふざけないように見張りをしましょう・・」 逃がす気はないようだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 11 27 28) 覇吐「坂上家家訓その一・・・ 料理でふざけるものは万死に値する・・」 覇吐母「よく言えました」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 31 45) 鈴「し…師範にはコヤツ等の指導に注力して頂きたく…………」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 40 09) 覇吐「こうなったらもう・・・あきらめて・・・」 ポンと鈴の肩に手を置く覇吐・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 11 41 46) OTL 崩れ落ちる鈴 -- 名無しさん (2012-11-02 11 43 59) 「それでしたら後はハバちゃんと、御母堂にお任せして……」 すかさず鈴を切り捨てるシャルロッテちゃんでした -- 名無しさん (2012-11-02 11 46 53) そして逃げようとする水銀(女)をと捕まえる覇吐母・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 11 52 23) 水銀(女)「な…なにゆえに!?」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 56 05) 覇吐母「卿からあなたを真人間にします」 一同「菩薩様だ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 58 54) 水銀(女)「ホホホ…イヤですわぁ…この健全な肉体と、秀でた頭脳を持つ私が、真人間では無いなんて……」 -- 名無しさん (2012-11-02 12 04 52) 鈴「精神はどうした」 地の底から響くような声であった -- 名無しさん (2012-11-02 12 14 15) 覇吐「腐り落ちているんで、新しいの作らないと……」 -- 名無しさん (2012-11-02 13 43 48) 水銀「私は精神なんてなくても超一流の・・・」 一同「ド変態な!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 14 20) 水銀(女)「みんなひどい!!!」 全員「正統すぎる評価だ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 54 51) 夜刀「…昔は普通の女の子だったのになあ……今みたいな出鱈目な能力と頭脳は無いが、普通の可愛い妹だった……14歳の誕生日を迎えたあたりから困難になっちまって…」 遠い目で過ぎさった在りし日を回顧する夜刀先生。 -- 名無しさん (2012-11-02 17 03 30) シャルロッテ「女の子わぁ、変わるものなのよぉ。いま・は・さ・な・ぎ?」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 10 35) 覇吐「サ◯ギマンのうちに始末しておかないとな」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 19 38) このまま孵化すれば初代水銀クラスのウザさを持った変態になってしまう・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 36 33) 夜刀「この子の人生に関わる問題ですので、遠慮躊躇容赦一切無用で徹底的にお願いします」 覇吐母に向けて切実に頭を下げて懇願する夜刀先生。 -- 名無しさん (2012-11-02 17 51 58) 水銀(女)「パパの様になるぅ。とか思うことが、そんなにいけないことなのかしらぁ?」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 00 30) 夜刀「あれを見本にするのは人としてどうだとしか思いようがないわ!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 08 21) 夜刀「……申し訳ありません、先日お伺いした件ですが、やはりお願いすることになりました」 覇吐母「ええ、大丈夫ですよ。シャルロッテさんを家に下宿させればいいのでしょう」 水銀(女)「ちょ!?」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 10 10) さすがに(∴)や覇吐母と寝食を共にするのは御免こうる -- 名無しさん (2012-11-02 18 15 49) 覇吐「まあ、気落ちすんな。母上は何時でも怖いわけじゃねえよ。家なら兄貴もおとなしいし、お前が真人間なら特に問題無いよ」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 23 16) 水銀(女)「わ〜た〜し〜は〜おかしく〜な〜い。せ〜いじょ・う・だ〜〜」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 31 46) 夜刀「心からよろしくお願いします・・・」 再び頭を下げる先生 -- 名無しさん (2012-11-02 18 36 02) シャルロッテ「大体、わたくしがいないのに、どうやって肉の猛りを鎮めるおつもりですか。お兄様」(し…しまった)いつもの癖でイラン事を言ってしまうシャルロッテ。夜刀「んな!?」 ???「…………レン?」 シャルロッテ「ホゲェーーーーーーーーーー!!!!」シャルロッテの顔は蒼ざめた死面と化した -- 名無しさん (2012-11-02 18 41 25) BGM 刹那・無間大紅蓮地獄 -- 名無しさん (2012-11-02 18 42 30) そして原型留めてないほど潰された水銀(女) -- 名無しさん (2012-11-02 18 55 48) そして必死こいてマリィの誤解を解く夜刀先生 -- 名無しさん (2012-11-02 18 57 52) 覇吐「………………」 -- 名無しさん (2012-11-02 19 30 17) その後、何とか誤解は解けたものの。能面のような顔になった夜刀先生が「モウゲシュクシナクテイイ」「ソウダコンドイッショニフジサンニデモノボラナイカ」などと言い出したので、ビビった水銀は焼き土下座して坂上家に下宿することになった -- 名無しさん (2012-11-02 19 46 50) 鈴は物凄い目で三人を睨みつけながら引き擦られていった -- 名無しさん (2012-11-02 21 27 16) 戒(こ、殺される) -- 名無しさん (2012-11-02 21 41 08) 螢(あの人も下宿してくれないかな…) -- 名無しさん (2012-11-02 21 58 12) ベア(今、戒の不安に乗じれば………… 一 線 を 越 え ら れ る ! !) -- 名無しさん (2012-11-02 22 24 05) エレ「ほう………」 -- 名無しさん (2012-11-03 11 01 31) ベア「ヌオッッ!!鬼瓦二号ッッ!!」 本音を叫ぶうっかりやさん -- 名無しさん (2012-11-03 11 14 18) エレ「私はすでに初代を越えている」 無駄にいい笑顔でそう言うエレオノーレ… -- 名無しさん (2012-11-03 12 07 32) 笑顔とは、獣が牙を剥く行為を元とし、本来獰猛なものである -- 名無しさん (2012-11-03 12 21 56) ベア「そんな説明聞きたくな~い(゚Д゚;)!!!!!!」 叫んで脱兎のごとく逃げるベアトリス -- 名無しさん (2012-11-03 12 29 17) 龍明「二号と言ったな。では一号は誰だ?」笑顔の龍明先生。しかし、安心してはいけない。獲物を前にした獣は笑うのだ -- 名無しさん (2012-11-03 12 34 16) ベア(こ、殺される) -- 名無しさん (2012-11-03 12 44 53) 戒「今日の晩御飯は……」夜には帰ってくる鈴と、猛る紅二人の恐怖から現実逃避していた -- 名無しさん (2012-11-03 13 02 13) 龍明「全く」 エレ「この馬鹿娘は」 ベア「あばばばばばばば!?」 二人の鬼にこめかみをぐりぐりされるベアトリス。あれは地味に痛い。 -- 名無しさん (2012-11-03 13 09 18) 覇吐母「覇吐、あの方にもご教授願いなさい」 覇吐母はマジだ -- 名無しさん (2012-11-03 13 37 28) 覇吐「(゚Д゚;)!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-03 13 49 28) 鈴「よいお考えです。師範」 覇吐(誰でもいいから不幸にしたいのか…………) -- 名無しさん (2012-11-03 14 31 03) 覇吐母「あなたもあの子と同じ様に真人間にします」 ベア&蛍&戒「是非!!!!!!」 覇吐母「解りました」 -- 名無しさん (2012-11-03 14 41 42) 鈴「わ〜た〜し〜は〜おかしくな〜い。せ・い・じょ・うだ〜〜」 トチ狂う鈴 -- 名無しさん (2012-11-03 14 50 44) 覇吐(なんか既知感が…………) -- 名無しさん (2012-11-03 14 57 16) 武蔵「よろしくお願いします」 どこからともなくわいてでる武蔵は覇吐母に深々と御辞儀していた… -- 名無しさん (2012-11-03 15 12 04) 戒「あの〜。お知り合いですか?」現実に帰還した戒 -- 名無しさん (2012-11-03 15 18 13) 武蔵「私が二十年前にぼろ負けした相手…」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 33 45) 戒&蛍&ベア&鈴「!!??」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 37 39) 蛍(一体何歳なの……) -- 名無しさん (2012-11-03 15 41 07) 鈴「爺様!!息子を引き篭りにするような手合いに可愛い娘を預けて平気なのか!?」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 46 50) 戒&蛍&ベア(うわあ……………) 鈴のあまりのトチ狂いっ振りに微小ながら同情した -- 名無しさん (2012-11-03 16 48 27) 覇吐母無言のアイアンクロー 波旬「俺は引き籠もりじゃない」 どこからともなく現れる波旬 -- 名無しさん (2012-11-03 16 59 55) 武蔵「時に戒。坂上家伝来の剣術の極意を曙光の剣というてな。二ノ太刀を考えず、初撃二全力全霊を込めて、相手に回避も反撃も許さぬ速度と、受けた太刀ごと、身につけた鎧兜ごと両断する威を持った斬撃を放つのじゃ。それはまさに、曙光が夜闇を裂くが如き一撃でな」 傍目には後進に講義する先達の姿だが、実際にはただの現実逃避である -- 名無しさん (2012-11-03 17 07 08) 戒「それは薩摩の示現流では?(^^;;」 -- 名無しさん (2012-11-03 17 20 31) 武蔵「雲耀の太刀を基にしているそうじゃ」 -- 名無しさん (2012-11-03 17 23 12) 蛍(お爺様と兄さんが現実逃避するなんて) なんか凄い音と悲鳴と怨み節が聞こえてくるが気にしない -- 名無しさん (2012-11-03 17 27 35) 水銀(女)「今のうちに…………」 -- 名無しさん (2012-11-03 17 33 21) 夜刀「逃がさん」 そういって乱戦の中に放り込まれる水銀(女) -- 名無しさん (2012-11-03 17 37 20) シャルロッテ「一体妹を何だと思ってらっしゃるの!?お兄様〜〜〜!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 17 55 41) 夜刀「兄妹だからこそ非常にならねばならん時があるのだ」 黄昏王子「…いいこと言ってる風ですけど、丸投げしてるだけですよねいろんな意味で」 -- 名無しさん (2012-11-03 19 34 34) 夜刀「それが弟妹愛と言うものだ」 -- 名無しさん (2012-11-03 19 37 41) 黄昏「…漢字間違ってますよ」 夜刀「…大人だって間違うことはある」 黄昏「…若い頃も過ちおかしてましたよね」 夜刀「…すまない」 黄昏「…こちらこそすいません、責めてるわけじゃないんですよ」 -- 名無しさん (2012-11-03 19 45 38) そうこう話しているうちに乱戦は終わり三人がのされていた… -- 名無しさん (2012-11-03 20 33 12) 鈴「ぐおお…」ベア「きゅう…」 シャルロッテ「……(死んだ振り)……」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 53 09) 戒「さすがに救急車呼んだ方が……」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 16 46) 武蔵「問題ないだろう」 断言する武蔵 -- 名無しさん (2012-11-03 23 51 56) 戒「そういうわけにもいかないでしょう; 大丈夫かい、ベアトリス」 ベア「お、鬼の拳を見ました; 桃太郎マジとんでもないです鬼退治とか人外の領域です…;」 戒「う、うん。そうだね…一人で立てる?」 ベア「…全身痛くて無理………保健室まで連れてって;」 戒「わかった、痛かったら言って」 ベア「!?」 ベアトリスを優しくお姫様だっこする戒。何の違和感もなくさまになっているのはさすがである。 -- 名無しさん (2012-11-04 00 32 50) 部員たちはその光景に拍手を送っていた… -- 名無しさん (2012-11-04 00 54 18) 不意に戒の足首が掴まれた 鈴「わ〜た〜し〜も〜つ〜れ〜て〜け〜〜〜〜」 -- 名無しさん (2012-11-04 03 44 06) 潰れそうなくらい力が篭る -- 名無しさん (2012-11-04 06 37 30) 戒「ぎゃああああああああああああああああ!!!?;」 -- 名無しさん (2012-11-04 11 53 48) 蛍「トウ!!」 -- 名無しさん (2012-11-04 12 23 54) 鈴「グファ!!??」 鈴にトドメを刺す。ボロボロだった鈴はあっさりと気絶した。 螢「今のうちに行って」 戒「螢…」 螢「大丈夫…よ多分」 後の逆襲を心配するが今は気にしないように努めた。 -- 名無しさん (2012-11-04 12 46 51) 夜刀「あ!?」黄昏「消えた……」 Gよろしくいつの間にか消えている水銀(女) -- 名無しさん (2012-11-04 13 10 11) … 水銀「ほほほほほほほほほほほほほほほ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-04 16 19 20) 高笑いしながら全力で逃走する水銀(女)。 -- 名無しさん (2012-11-04 16 50 36) 水銀「たわば!?」 香純「なんかウザかったから手が出ちゃったけど…………ま、いっか」 通りすがりの香純先生に沈められました -- 名無しさん (2012-11-04 17 10 07) その後ウザったらしく伸びていたゴミをハイドリヒ先生が槍先に引っ掛けて持ってきました -- 名無しさん (2012-11-04 17 56 24) そしてゴミ収集車に放り込まれた… -- 名無しさん (2012-11-04 18 53 59) 水銀(女)「どぅわあああああ!?」 ゴミ収集車が発進する前に何とか覚醒し脱出する水銀(女)。 -- 名無しさん (2012-11-04 19 17 28) 夜刀先生とハイドリヒ先生に踏み付けられました -- 名無しさん (2012-11-04 19 21 00) 夜刀先生「見つけたぞ」 -- 名無しさん (2012-11-04 20 29 28) 水銀(女)「痛いですおにいさま」 夜刀「痛くなければ反省せんだろうお前は」 容赦のない夜刀先生の冷たい視線が突き刺さる。 -- 名無しさん (2012-11-04 20 33 03) 水銀(女)「ひ、非道ですわお兄様。清楚可憐で典雅で知的で、どこに出しても恥ずかしくない妹だと。いやむしろ血が繋がっていなければ妻にしたいなどとおっしゃっておられましたのに」 -- 名無しさん (2012-11-04 20 38 18) 夜刀「言いたいことはそれだけか」 -- 名無しさん (2012-11-04 20 39 09) 黄金「速やかに坂上殿の所に送還せねばな。しかし、君そんな事を言っていたのかね?」 夜刀「本気にしないでください、いつもの虚言です。もはやどこに出しても恥ずかしい社会不適合者ですので」 水銀(女)「そこまで言う…」 流石にちょっと泣きそうな水銀(女)。 -- 名無しさん (2012-11-04 22 29 57) 黄金「事実なので便宜は取り計らえんな、いやする気も無いが」 -- 名無しさん (2012-11-04 22 33 35) シャルロッテ「うう…あんまりですわ……。あぁ、でも、イケメン二人に踏みしだかれながら言葉責めされるなんて…………ハァハァ」 -- 名無しさん (2012-11-05 03 58 03) 夜刀「なら坂上さんを呼んで踏んで貰おうか?」 -- 名無しさん (2012-11-05 07 31 08) シャルロッテ「うう…何で皆わたくしを虐めるのかしら」 -- 名無しさん (2012-11-05 08 37 54) 夜刀「お前の真人間姿が見たいから!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 09 09 06) 涙流してほえる先生・・・ -- 名無しさん (2012-11-05 09 16 06) 水銀(女)「…………虐めたりするとかえって歪みますわよぉ」 -- 名無しさん (2012-11-05 12 19 42) 夜刀「なら焼いて敲けば真っ直ぐになるはずだ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 13 03 35) 龍明&エレ「焼くのならお任せを」 大獄「敲くのは任せろ」 -- 名無しさん (2012-11-05 13 31 53) 夜刀「お任せします」 -- 名無しさん (2012-11-05 13 44 54) シャルロッテ「天と地の間に立った二人きりの肉親を、を八ツ裂きにさせる気ですか!?お兄様!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 14 12 24) 夜刀「大丈夫だ。お前はこの程度で八つ裂きになったりしない」 -- 名無しさん (2012-11-05 17 43 37) 水銀(女)「淡雪の様に繊細な乙女に何てことをおっしゃいますの……酷いですわお兄様」 さめざめと泣く姿が本当にウザったらしかった -- 名無しさん (2012-11-05 17 57 56) 鈴「こいつって繊細なのか -- 名無しさん (2012-11-05 18 11 40) 夜刀「違う」 -- 名無しさん (2012-11-05 18 12 20) 黄金「クマムシもびっくりの不死身さだ」 -- 名無しさん (2012-11-05 18 21 48) 夜刀「という訳で特に問題も無いのでやっちゃって下さい」 -- 名無しさん (2012-11-05 18 27 36) 水銀「わ、わたくしの意志は!?」 -- 名無しさん (2012-11-05 18 29 51) 夜刀 黄金「そんなものない」 -- 名無しさん (2012-11-05 18 37 39) シャルロッテ「お二人がそんな下劣畜生な如きことを言われるなんて……ハッ?お二人に畜生の如き欲望を抱かせる私の魅力がいけないのね。ああ…なんて罪作りなわ・た・く・し」 -- 名無しさん (2012-11-05 19 33 56) 大獄「確かに罪作りだ……頭が」 -- 名無しさん (2012-11-05 19 37 25) 龍明「では早速、焼いて叩くとするか」 エレ「ああ」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 11 29) 水銀(女)「嫌あああ!!グロな筋肉達磨に触られるなんて嫌あああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 38 17) エレ 龍明「滅 尽 滅 相!!!!!!」 水銀「いやあああああああああああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 50 38) …坂上家自宅 覇吐「あ〜……今日も疲れた;」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 51 32) 鈴「よぉ…小娘」 シャルロッテ「お帰りなさいませ。お嬢様」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 54 38) 覇吐「!!!?Σ(゜-゜)」 -- 名無しさん (2012-11-05 20 56 39) 母親がお持ち帰りした危険物とウザ物体がそこにいました -- 名無しさん (2012-11-05 20 59 46) 覇吐は扉を閉めた。 -- 名無しさん (2012-11-05 21 00 34) 覇吐「おかー様!!いつからここは化け物屋敷になったんですか!!!???」 -- 名無しさん (2012-11-05 21 01 49) 鈴「誰が化け物だと?」 -- 名無しさん (2012-11-05 21 04 19) 殺意で出来た声でした -- 名無しさん (2012-11-05 21 06 50) 覇吐母「つい先です」 スルーして肯定する母・・・ -- 名無しさん (2012-11-05 21 08 53) 覇吐母「それから覇吐、いくら人外の力を秘めている魔神とはいえ人を化け物呼ばわりするのはいけませんよ」 -- 名無しさん (2012-11-05 21 15 49) 鈴「(それはあなたが行ったらあかんでしょ・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-05 21 16 48) 鈴(人外が言っても説得力が) -- 名無しさん (2012-11-05 21 30 13) 最後まで呟くことなく鈴は気を失った・・・気当たりだ・・・言わずと知れたこの家の大魔王様のだ -- 名無しさん (2012-11-05 21 55 17) 覇吐母「この程度で気を失っていては真人間への道は遠いですよ?」 茶をすする母 -- 名無しさん (2012-11-05 22 06 33) シャルロッテ(何を以て真人間というのだろうか……) (∴)しかイメージできない -- 名無しさん (2012-11-05 22 08 04) 覇吐「…………;」 -- 名無しさん (2012-11-05 22 09 36) 波旬「ただいま~」(∴)印の包み(中身は無論言わずと知れたカレーパン)をもって波旬が帰ってきた -- 名無しさん (2012-11-05 22 12 49) 覇吐母「おかえりなさい」 -- 名無しさん (2012-11-05 22 13 44) カレーパンの臭いに復活する鈴・・・ -- 名無しさん (2012-11-05 22 21 36) 鈴「カレーパンはいただいた~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」 (∴)「誰がやるか!!!滅人滅相おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-05 22 27 29) 覇吐母「静かにしなさい」 -- 名無しさん (2012-11-05 22 30 24) デコピン一発で伸びる二人・・・ -- 名無しさん (2012-11-05 22 32 16) 覇吐母「さて、夕飯にしましょうか」 覇吐「…………;」 -- 名無しさん (2012-11-05 22 33 52) 「美味しい〜〜」カレーパンを貪り喰うG -- 名無しさん (2012-11-05 22 34 43) 覇吐「それは同意だな・・・」 覇吐もカレーパンを食っていた・・・ -- 名無しさん (2012-11-05 22 36 55) 波旬「俺様のカレーパンが・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-05 23 27 42) 鈴「私も貰うぞ」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 02 18) 覇吐「復活速いな~」 鈴「当然だ」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 27 36) 水銀(女)「欲望の為せる業」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 44 04) 覇吐「…………」ガン無視 -- 名無しさん (2012-11-06 20 45 49) (∴)「なあ…」 二人「ん?」 (∴)「なんで貴様らがいる?」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 48 56) 水銀(女)「聞いてないの? 貴方のお母様の元で心身鍛えなおしてもらえって、お兄様に下宿させられたのよ」 鈴「私はクソ爺に言われてな…」 二人とも不満たらたらに語る。 -- 名無しさん (2012-11-06 20 52 03) その言葉に(∴)がキレた・・・そして無言の早業で庭に埋められる二人・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-06 20 53 49) 覇吐「…………;」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 56 33) しかも犬神家状態である・・・波旬「俺様の自室に入ったら問答無用で滅人滅相してやる・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-06 20 58 33) 波旬は自室にこもった。 -- 名無しさん (2012-11-06 21 05 51) そしてやってくる母親 -- 名無しさん (2012-11-06 21 23 20) 片手で引き抜かれる二人・・・そして部屋から引きずられて出てくる(∴) -- 名無しさん (2012-11-06 21 25 31) 波旬「何をする!?」 -- 名無しさん (2012-11-06 21 27 38) 覇吐母「夕飯の時間です」 -- 名無しさん (2012-11-06 21 31 31) 波旬「俺様にはカレーパンが・・・」 そういって机を見るときれいさっぱりなくなっていた。 -- 名無しさん (2012-11-06 22 50 26) 波旬「orz」 -- 名無しさん (2012-11-06 22 57 10) 鈴「師範。私の分は?」 母「自分で作りなさい」 -- 名無しさん (2012-11-07 18 13 58) 水銀「私の分は?」 母「あなたも自分でやりましょう」 -- 名無しさん (2012-11-07 18 16 30) 水銀「ふっ………ならば仕方ないわね」 -- 名無しさん (2012-11-07 18 21 18) 何故か即座に裸エプロンになる水銀(女)・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 18 22 02) 鈴と覇吐のダブルラリアットで倒れた所に波旬のセントーンが入る -- 名無しさん (2012-11-07 18 24 44) 水銀「」何も言葉を発せられないまま昏倒する。 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-07 18 30 50) そして波旬が引きずっていき再び埋めた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 18 32 18) 母「さて、ご飯にしますか・・・」 そう言って立ち上がる母 水銀(女)はもはやスルーである・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 18 53 32) …覇吐の部屋 覇吐「あ〜、しばらくこんな生活が続くのか……;」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-07 18 59 47) シャルロッテ「どうしてこうなった」 鈴「還ったらどうしてくれようか」 -- 名無しさん (2012-11-07 19 02 24) 覇吐「………なんで俺の部屋にいる」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-07 19 04 52) 水銀(女)「そこはスルーしてUNOでもやりましょう・・・」 懐からUNOを出す変態 -- 名無しさん (2012-11-07 19 09 48) 覇吐「今日はもう疲れたから、もう寝る」 -- 名無しさん (2012-11-07 19 16 54) 鈴「なんだたらしない。いつも家事全般をこなし、私に稽古をつけられ(娯楽としての虐待)風呂上がりの私が眠るまでマッサージをする(無理矢理させている)戒を見習え」 -- 名無しさん (2012-11-07 19 40 06) 覇吐「こっちは毎日あれ(波旬)にいびられ、それ(母)に地獄を見せられてますが?」 -- 名無しさん (2012-11-07 19 45 02) 戒兄さんも過労死する環境だった -- 名無しさん (2012-11-07 19 46 50) 水銀「私なんて毎日のようにみんなにイジメられているのに〜」 鈴「お前のは自業自得だ」 覇吐「とにかく………俺はもう寝たい」そう言うとまぶたが重くなり、覇吐は眠りについた。 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-07 19 49 09) そして戸が開く・・・母「覇吐~特訓の時間ですよ・・・・・・・・・」 大魔王降臨である・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 19 51 21) 覇吐「…………;」しかし覇吐は目覚めない。 -- 名無しさん (2012-11-07 19 57 51) 覇吐母「仕方ありません」鈴を捕獲する覇吐母 水銀(女)は器用に隠れていた -- 名無しさん (2012-11-07 20 00 44) しかしすぐに見つかった・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 20 01 48) 覇吐母「…………そこにいましたか」 -- 名無しさん (2012-11-07 20 10 13) 水銀(女)「(阿修羅じゃ・・・阿修羅がおる・・・・・・)」 めっちゃ脅えていて動けない・・・・・・ しかもマジで母から阿修羅が見えるのだ、いや見えない、しかし存在感が半端ないのだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 20 14 16) 覇吐母「ではいきますよ」 -- 名無しさん (2012-11-07 20 20 08) (∴)ガタガタガタガタガタガタガタガタ -- 名無しさん (2012-11-07 20 21 39) そして今夜汚物と野獣の恐怖の叫び声が響き渡った・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-07 20 24 33) 汚物&野獣「Gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!] -- 名無しさん (2012-11-07 20 25 01) その夜。ほかの家では -- 名無しさん (2012-11-07 20 36 34) マリィ「本当に、シャルとは真っ当な兄妹なのね」 夜刀「真っ当な妹じゃ無いが、君の思っているような事は無いよ」 尋問される夜刀先生 -- 名無しさん (2012-11-07 20 38 45) マリィ「ならいいけど………」 -- 名無しさん (2012-11-07 21 17 22) キュピーン 夜刀「はっ!」 マリィ「えっ!? どうしたの急に変な声出して?」 夜刀「シャルロッテのウザさが…消えた」 血のつながりによるものか夜刀先生はシャルロッテのウザさをいつも感知できる(OFF不可)という、同情したくなること請け合いの特技を持っていた。そんな夜刀先生の感知能力が外れることはまず無い。 -- 名無しさん (2012-11-07 22 33 17) マリィ「どういうこと?」 -- 名無しさん (2012-11-07 22 43 17) 夜刀「あの子が14歳を迎えた日から寝ても覚めてもボコッても気絶させても消えなかった感覚が…初めて消えた。まさか…一日で真人間に戻ってくれたのか!!」 感涙する夜刀先生。 マリィ「そこは普通命の危険とかを心配してあげるべきじゃ…」 -- 名無しさん (2012-11-08 00 57 29) 夜刀「あいつはどこまで行こうとそう簡単には死なない」 きっぱち断言する夜刀先生 -- 名無しさん (2012-11-08 07 53 51) マリィ「え〜……;」 -- 名無しさん (2012-11-08 09 26 40) 夜刀「あれ(究極のド変態)の血を引いてる時点で心配するだけ時間の無駄だ・・・・・・と思う」 -- 名無しさん (2012-11-08 20 36 19) 黄昏王子「言いたくないですけど……貴方も同じ血をひいてますよね」 -- 名無しさん (2012-11-08 20 40 24) 夜刀「ぐふぁ・・・・・・・・・・・・」 あまりショックに血をふいて倒れる夜刀 -- 名無しさん (2012-11-08 20 42 11) マリィ「蓮!? 貴方自分のお父さんに何て事を!?」 黄昏「いや、僕もここまで嫌だったとは知らなくて;」 -- 名無しさん (2012-11-08 20 47 31) 夜刀は思い出していた・・・・・・あの変態にろくでもないことにつき合わされた日々を・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-08 20 49 15) 黄昏「何故か夜刀先生が動かないんですけど;」 マリィ「れ、蓮、大丈夫?;」 -- 名無しさん (2012-11-08 20 52 02) その呼びかけにも応じない・・・夜刀の脳内で再生され続ける最悪の日々・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-08 20 56 18) 黄昏「先生が血涙を!?;」 マリィ「蓮!?;」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 00 40) そして元凶が帰ってきた・・・・・・ 初代「ただいま~」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 03 09) 夜刀「………」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 07 48) そして無言で立ち上がり血の涙を流して初代に特攻をかけた・・・・・・ 夜刀「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・滅人滅相おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 23 10) 水銀「おや」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 25 18) そして夜刀のドロップキックが水銀の顔面にめり込んだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-08 21 27 44) 水銀「…………痛いじゃないか」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-08 21 28 26) 夜刀「売るせええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!こちとらお前との地獄の日々が久しぶりに駆け巡ってんだよ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-08 21 30 54) 血の涙を流しながら叫ぶ夜刀・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-08 21 31 22) 水銀「おやおや、父との鮮やかな思い出を思い出しているのかね。嬉しいものだ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-08 21 33 02) 夜刀「どの口でほざいてやがるてめええ!!!」 水銀「やれやれ反抗期か…よろしい、父親を超えるのはまだ早いと教えておこう。さあ来い息子よ!!」 夜刀「言われなくてもやってやらあああああああ!!!」 そして始まる親子喧嘩。 -- 名無しさん (2012-11-08 21 34 11) 大獄「………相変わらずだな」水銀のあとから入ってきた。 マリィ「どうだった? レンゲの容態」 大獄「ああ、もう心配はいらない。明日には登校できるそうだ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-11-08 21 38 36) 夜刀「お前に汚染されなきゃシャルはなあああああああああ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-08 22 27 09) 水銀「HAHAHAHAHAHA、甘いぞ息子よ♪」 -- 名無しさん (2012-11-08 22 38 55) 水銀「私の後継者になると言い出したのは彼女だ、だから私は私のすべてを教えたにすぎん、彼女の熱意それをお前は踏みにじりたいのか?」 ウザ笑いで問う水銀 -- 名無しさん (2012-11-08 22 57 40) 大獄「ふんっ!!!!」 水銀「ぎゃあああああああああああああ!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-08 22 59 18) 左右のテンプルに拳を打ち込み頭を拳で挟み混んで身体を持ち上げる -- 名無しさん (2012-11-08 23 02 05) 大獄「貴様が元凶か」 汚物「な…なにかねマキナ君。ハッ……君は孫では無く、娘に懸想しているのかね」 -- 名無しさん (2012-11-08 23 09 23) 大獄の膝が股間に叩き込まれた -- 名無しさん (2012-11-08 23 10 25) 水銀「のギャアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!?」 あまりの痛さに悲鳴を上げる水銀どこまでもウザいのは相変わらずだ・・・・ -- 名無しさん (2012-11-08 23 12 22) 大獄は夜刀にハイタッチをする。 -- 名無しさん (2012-11-08 23 21 05) 大嶽&夜刀「さてと・・・とどめと行こうか(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-08 23 23 12) 水銀「ホギャああああああああ!!!???」 響き渡る水銀の断末魔。 黄昏「…相変わらずバイオレンスな家庭だね;」 マリィ「うん…否定できない;」 黄昏「…水銀汚染……ねえ、そんなのが無ければ…ね」 マリィ「…心配? シャルロッテのこと」 黄昏「まあ…友達だし」 マリィ「私は大丈夫だと思うよ。シャルロッテも蓮みたいにカリオストロの呪縛から離れられるって信じてる」 黄昏「え? 何で夜刀先生が出てくるの?」 マリィ「…蓮もね、昔はカリオストロにすっごいそっくりで鬱陶しくて人に誤解されやすい人だったわ…私もストーカーとかセクハラされたし」 黄昏「えっ、ちょ…ホントに?」 -- 名無しさん (2012-11-08 23 47 27) マリィ「本当に」 -- 名無しさん (2012-11-08 23 53 45) 水銀に駄目押しでトドメを刺している夜刀に目を向ける黄昏。正直、今の姿と語られた過去が全く結びつかない。 マリィ「でもね、いつからかこんなんじゃ駄目だって意識を変えたみたいで…それからは自然とあの不自然な鬱陶しさも消えて今の蓮になっていったわ」 黄昏「不自然…」 マリィ「シャルロッテちゃんも14歳からいきなり性格とか雰囲気とか色々と変わったでしょ。蓮も同じように14歳あたりからあんな風になったらしいわ…普通に考えておかしいでしょ14歳を迎えたらいきなり性格が変わるなんて」 黄昏「…まあ確かに、シャルロッテの変貌ぶりは冷静に考えるとおかしいよな……14歳の誕生日前日まで普通だったのに誕生日からいきなりあんな感じでおかしくなったし」 -- 名無しさん (2012-11-09 00 52 05) 人は皆それを魔の難病『廚二病』と呼ぶのだ・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-09 00 57 21) しかしマリィはその呼び方を知らなかった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-09 00 57 46) 水銀「…う、ぐぶ……我が子の成長を助けることの何が悪い…」 夜刀「我が子が間違った道に行こうとするなら正すのが親だろうが、それをお前は駄目な方向に突っ走らせやがって」 水銀「だからあの子が自分でだな…」 夜刀「嘘つけ!! 誕生日からいきなり人格レベルで性格変わってんじゃねーか!!! どうせ洗脳でもしたんだろうが!!!!」 水銀「洗脳って流石にそんな漫画みたいな真似は……やろうと思えばできるが」 -- 名無しさん (2012-11-09 01 37 25) 夜刀「やはり…!!!」 本気で殺そうと剣を構える夜刀。 水銀「いや待て待てできるってだけでやって無いから!?;」 流石に焦る水銀。 夜刀「うるせえ!! 俺が14の時もなんかしたんだろうが!!! あの日からいきなり頭がおかしくなって、それに気付くまで俺は俺はああ!!!」 水銀「自分の厨二病を他人のせいにするのはさすがに……いや、待てよ」 何か考え始める水銀。 水銀「……洗脳などしたことはないが、君達が生まれたときに『私のように健康で理知的で偉大な人間に育ってほしい』と魔術でおまじないをかけたことはあるな」 夜刀「それはまじないじゃなくて、呪いだろうがああああ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-09 01 43 30) 水銀「馬鹿な!!??私が息子であるおまえに呪いなどかけるわけが無いだろう(゚Д゚)」 マジな水銀 -- 名無しさん (2012-11-09 02 05 46) 大獄「悪魔の祝福を呪いと言う」 激ウザ・無量大数な悪魔ならなおさらだろう -- 名無しさん (2012-11-09 04 31 19) 水銀「馬鹿な!!??(゚Д゚;)私はまだその領域には堕ちてはいない!!!!!!」 彼はマジでほざいているのだ… -- 名無しさん (2012-11-09 09 19 43) 水銀「無論これから落ちる予定もない!!!!!!!!!!1」 -- 名無しさん (2012-11-09 11 11 26) 夜刀「落ちるわけが無い。最初から奈落の底にいるんだからな」 -- 名無しさん (2012-11-09 11 44 08) 水銀「なら後は上るだけだ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-09 12 05 49) 大獄「貴様は永劫底のままだ」 -- 名無しさん (2012-11-09 12 51 48) 水銀「そんな結末は断じて認めん!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-09 13 25 37) 夜刀「いいから死んでろ」 -- 名無しさん (2012-11-09 13 27 34) 夜刀「ある日。気がついたときからウザかった。妹が煩わしくって仕方ない」 -- 名無しさん (2012-11-09 17 25 41) 夜刀「なんたこれは、親父のせいか。昔はあんなに可愛かったのに」 -- 名無しさん (2012-11-09 17 49 38) 一同(や~ば~い~・・・夜刀が波旬になっちゃうよ~) -- 名無しさん (2012-11-09 19 50 28) 夜刀「滅 尽 滅 相!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-09 19 51 39) 水銀「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??どこで育て方を間違えた~~~~~~~~~~~~~~~~」 -- 名無しさん (2012-11-09 19 57 26)
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人災派遣 キャンペーン Date 20XX.11.20 任務依頼書 ■依頼者:T市交通局 及び国土交通省大臣秘書官 新鉄道技術課 若槻佐連 ■期間:11月22日(金) 5 00~20 00 (12R) ■規定報酬/成功報酬(個別報酬): 基本報酬 10PP 成功報酬15PP ■基本経費:各人3D ■推奨職能:特になし ■依頼内容 K国際港都建設計画・都市高速鉄道第5号国営地下鉄1号線の敷設に伴い、リニアモーター推進浮上式水上鉄道の仮設実験が行われます。本実験の結果を踏まえて、実用化の検討を進めていくとのことで新鉄道技術省は万全の状態を以てこの実験に臨みたいとの意向です。計画を快く思わない地元住民や組合からの脅迫文が届いたことにより我々に声がかかりました。 今回は水上リニア試験車両の試験運行が終了するまで、試験車両及び関係者の身の安全を守る仕事になります。 ■本件に関する注意点、補足 以下のことをご留意ください。 •試験運行開始前まではフィールド周囲の警備、運行開始後は警備に加え車両そのものに発生した場合のトラブルも対応します。 •T市環境保全民間団体しらうお、Kヶ浦用水事業組合、強硬な態度を崩さない防衛省地方支分部局、軌道工事のコンペに敗れた坪板工業株式会社の4団体がそれぞれ「派遣会社」との関与が疑われます。 •水上リニア試験車両が移動するエリアは、活動フィールドを縦断するうえ、《乗物》移動は困難です。 • また、この計画は大々的なイベントとして近隣に告知しているため、過度の能力使用は控えるよう改めてこちらで注意させていただきます。 以上です。 (文責:WW社 片羽公平) 名前 コメント
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日曜日。 ニュースでは曇りの予報だったけど、幸いにして空は晴れ模様。 4月も中盤になると次第に寒さが和らいできて、今日みたいに天気のよい日は暑いくらいだ。 商店街の通りを見渡すと半袖の人がチラホラといる。 そんな中、オレはしきりに普段はつけない腕時計を確認していた。 「……あ、あと15分か」 「あのねぇ……いくらなんでも緊張しすぎでしょ、リト」 言いながら脇腹を小突いてくるのは、頭の天辺で結った髪型が特徴的な少女。 結城美柑。今年から小学6年生になったオレの妹だ。 小学生なのになぜかオレよりマセていたりする。 そのうえしっかり者で料理や家事はほとんど任せっきりのため、 「それにしても、妹についてきてもらわないとデートも出来ないなんて……情けないなぁ」 こんな風に蔑まれようと兄なのに呼び捨てにされようと頭が上がらない。ていうかデートじゃねえ。 そんな美柑とオレがなぜ休みの日にこんなところにいるのかというと、 「で、今日町を案内するっていう宝条さん、だっけ?はどんな人なの?」 「んー……ちょっと変なとこあるけど、元気で明るいし、素直ないい子だよ」 そう、今日の目的は転校生の宝条にこの彩南町を案内すること。 いつかの帰り道に交わした約束通り、オレは美柑をつれて待ち合わせ場所にやって来ていた。 「へ~。リトっておしとやかな人が好みだと思ってたんだけど。意外だねぇ」 「だ、だからそういうんじゃねーの!」 まるでオレをからかうのが趣味みたいなやつだ。 そうこうしてるうちに約束の時間まであと10分。 「なあ、やっぱり来るの早すぎたんじゃないか?」 「何言ってんの。こういう時は早めに来てるのが基本だよ。女の子を待たせるなんて最低なんだから」 「そういうもんか……」 妹とはいえ美柑も女の子なのだから、こうして意見を聞くのも重要だと思う。 だからといって出掛ける前に服装や髪型にあれこれダメ出しをされた意味はよくわからないけど。 ただ待ってるのも暇だなー、なんて思っていると。 「あ、もしかしてあの人?」 「え?あ……」 声を上げて美柑が指差した方向。 通りを挟んだ向こう側の店の前で、キョロキョロと辺りを見回す少女の姿。 腰まである長い髪に、パッチリと開いた二重。翠に透き通った瞳。スッと通った鼻筋。サクランボのように色づいた唇。 見間違えようもない、宝条の姿がそこにあった。 宝条はこちらに気づくと「あっ」と笑みを浮かべ、手を振りながら横断歩道を駆けてくる。 印象的な桃色の髪をなびかせて跳ねるその姿はまるで風に舞う桜の花びらのようで、一瞬で目を釘付けにされてしまう。 美柑も宝条に応えるように手を振り返す。 そしてオレはただ口を開けたままポカンと立ち尽くしていた。 「おはよー、リト、美柑♪」 「え?私の名前……」 「あっ、えっとね、リトから聞いてたんだよ!ホントだよ?」 「ああ、そうなんだ。それじゃ改めて、結城美柑です。よろしく」 「私は宝条ララ。よろしくね♪」 「宝条ララさん……ララさんって呼んでもいい?」 「もちろんだよー♪」 出会って1分も経たないうちに親しげに話す宝条と美柑。 籾岡といい、女子というのはみんなすぐ打ち解けてしまうものなのだろうか。 そんなことも考えていたけど、オレの頭はそれどころじゃなかった。 「こんなところで話してるのもなんだし、とりあえず歩こっか。ね、リト」 「……」 「リト?」 「えっ!?あっ、そうだなっそれがいい、うん!」 「……なにボーッとしてんの?」 「な、なんでもねーよ!」 慌てて否定するオレを美柑がジト目で見つめてくる。 怪しまれてはいるけど、なんとか誤魔化したようだ。 危ない危ない。まさか、まさか宝条の私服姿に見とれてたなんて……言えるわけがない。 いつも見慣れている制服とは違い、白いワンピースに薄水色のブラウスを合わせた宝条の服装。 シンプルな組み合わせがかえって彼女の桜色の髪を引き立てていて、文句なしに似合っていた。 彼女の前でそれを言葉にすることは出来なかったけど。 オレと美柑は宝条をつれて商店街を歩き回っていた。 雑貨店に寄ったり、服屋に行ったり、タイヤキを買って食べたりしながらいろんなとこを見て回った。 宝条がどんな反応を見せるか楽しみだったけど、それほど驚いている様子はなかった。 そりゃそうか。いくら宝条が外国人といっても、見るものすべてに目を輝かせてはしゃぎ回る……なんて漫画の中だけの話だ。 ちょっと残念だったけど、宝条が楽しそうにしてくれているだけで今日来た甲斐は十分にあるというものだ。 「ララさん、どこか行きたいところある?」 しばらく歩き回ったところで美柑が宝条に尋ねる。 宝条はあごに人差し指を当て「むー」と変な声を出しながら考え込んだあと、「そうだ」と手を打つ。 「私、水族館に行きたいな♪」 「水族館?」 その言葉を聞いた途端、なにか悪寒のようなものが背筋に走った。 近所にある水族館といえば彩南水族館が有名だ。 ちょうど一年くらい前、オレと美柑と春菜ちゃんで行ったことがある。 なぜそのメンバーになったのかよく覚えていないけど、あまり良い思い出じゃなかったことだけはよく覚えている。 だからあまり気は進まないけど……宝条が行きたいというのなら、それを否定する理由はない。 宝条にこの街を知ってもらうのが今日の目的なのだから。 「水族館か、久しぶりだな~」 美柑も異論はないらしい。 「じゃあ、行くか」 元気よくうなずく二人とともに、オレは水族館へと向かった。 「わぁ、魚がいっぱーい!」 「ララさーん、待ってー」 「走ると迷子になるぞー!」 水族館に入った途端走り出してしまった宝条を美柑と二人で追いかける。 やたらと速い。けど館内はそんなに広くないのですぐに追いついた。 宝条は立ち止まってガラスの向こうを優雅に泳ぐ魚たちを目を輝かせて見つめていた。 「綺麗だねー♪」 「そんなに魚好きなのか?」 「うん♪サンマとかアジとかおいしいよね♪」 「食べる方じゃねえよ!」 思わず大声でツッコんでしまった。周りの人たちの視線が痛い。 ていうか、普通にサンマとか食べたことあるんだな。 どこに住んでたんだろう? 聞いてみたいと思ったけど、この前友達のことを聞いたときの宝条の表情を思い出すとどうしてもためらわれてしまう。 向こうで嫌なことがあってこっちに来た……ようには今の宝条からは想像できないけど。 きっといつか、宝条ともっと仲良くなったときに話してくれるかもしれない。 オレに出来るのはこうして宝条の力になりながらその日を待つだけだ。 黙ってそんなことを考えていると、不意に宝条と目が合った。 知らないうちに横顔を見つめてしまっていたらしい。 「ん?私の顔、何かついてる?」 「い、いや!なんでもない」 慌てて目を逸らすと、視線の先に今度は美柑がいた。 何やら小悪魔の笑みを浮かべている。嫌な予感しかしない。 「な、なんだよ」 「いやー?別にー?」 言葉とは裏腹に美柑はどんどん口元の笑いを深めていく。 チラリと横目で宝条を見やると、少し離れたとこでエイの群れを興味深そうに眺めていた。 それを見計らって美柑が小声で話しかけてくる。 「ララさんってすっごい美人だね。性格もリトが言ってた通り、ちょっと子供っぽいけど明るい感じだし」 「な、なんだよ急に」 「で、いつ告白するの?」 「っ!お、お前な~~~~~~!!」 いきなりなんつーことを言い出すんだ、ウチの妹は。 館内のクーラーで冷やされた頬にまた熱がこもっていく。 「な、なんでオレが宝条に告白なんて……っ」 「なんでって……ララさんのこと好きなんじゃないの?」 「オレと宝条はそんなんじゃっ……大体、会ってからまだちょっとしか経ってないのに……」 そこまで言って、口ごもってしまう。 「別に時間なんて関係ないと思うけどなー。ま、ララさんがあんたに興味持つわけないと思うけど」 美柑が意地悪そうに笑いながらこぼす。 確かにその通りだ。 知り合ってから日が浅いなんてのはただの言い訳だ。 だってオレは、当時ほとんど話したこともなかった春菜ちゃんを好きになったじゃないか。 オレが宝条にそういう気持ちを抱こうとしないのは、もちろん現在進行形で春菜ちゃんが好きというのもある。 見知らぬ土地に来たばかりで(多分)戸惑っている宝条に余計な負担をかけたくないというのもある。 でも、それ以上に。 宝条が初めて学校に来た日、壇上で質問を受ける宝条が言った言葉が、頭の隅に引っかかっていた。 ――彼氏はいないけど、好きな人なら―― 確かにそんなことを言っていた。 宝条には好きな人がいる。だからオレは宝条を好きになるわけにはいかない。 情けなくもそんなことを考えていた。 黙ってしまったオレを見て美柑もそれ以上は追及してこなかった。 水槽の底のように暗くなっていく思考……そこに光を差したのは宝条の笑顔だった。 「リトリト!あっちでイルカさんのショーだって♪見に行こーよ!」 「ひ、引っ張るなよ」 「美柑も行こっ♪」 「そうだね」 宝条を先頭にイルカコーナーへ向かうオレ達。 この元気と積極さの前ではちょっとくらい沈んでしまった空気も関係ないようだ。 それが今のオレには嬉しくもあり、悩みの種でもあった。 イルカショーが終わってから外に出ると、陽はすでに西に傾き始めていた。 にぎやかな時間もそろそろ終わりらしい。 美柑が一緒でもうまく案内できるか心配だったけど、宝条の満足げな表情を見る限りそれは杞憂だったようだ。 ショーの間中も宝条はイルカに手を振ったり歓声をあげたりと水族館を満喫している様子だった。 今も美柑と楽しげにテレビの話なんかをしている。 俺はそんな二人の少し後ろを歩いて見守っている。 「あ……」 不意に宝条が足を止めた。 一点を見つめ固まっている。 その視線を追うと、オレも学校帰りにたまに寄ることのあるゲーセンがあった。 店の中だけでなく表にも何台かゲームの筐体が置いてある。 「どうしたの?ララさん」 宝条の視線の先にあるのは、クローゼットくらいの大きさのガラスケースに大量の人形を詰め込んだクレーンゲームだ。 宝条の国じゃこんなのが珍しいんだろうか? 「どれか欲しいのあった?」 「あれ……」 美柑に訊かれて宝条が指差したのは、ウサギが驚いた表情をしているような謎のキャラクターの人形だった。 「あ、かわいー。あれ欲しいの?」 「え?う、うん」 なぜか遠慮がちにうなずく宝条。 それを見た美柑がこちらに視線を向けてくる。やっぱそうなるよな。 「仕方ねーな……あれだな?」 意気揚々と財布から硬貨を取り出す。 何を隠そう、オレは昔からこういったゲームの腕はピカイチなのだ。 慣れた操作でクレーンを操り、目標のウサギ(?)を捉える。 クレーンはウサギの服の端に見事に引っ掛かり、そのまま取り出し口まで運んでいく。 取りにくそうな獲物だったけど、調子が良かったらしく一発成功だ。 「ホント無駄なこと得意だよねー……」 「うるせー。お前が振ったんだろ」 美柑に悪態をつきながら宝条に人形を渡す。 「ほら、宝条」 「あ……う、うん」 宝条が最初に浮かべたのは嬉しいというより驚きといった表情だった。 それから徐々に頬が緩み、喜びを表す微笑みに変わっていく。 「……宝条?」 「あ、ご、ごめんね。これ、うちにあるのとデザイン違いだったから」 「そうなのか。もしかして余計なお世話だったか?」 「ううん、そんなことない。ありがとね、リト♪宝物にするよ」 渡した人形を胸に抱きながらそんなことを言う。 なんというか……照れくさい。クレーンゲームの景品なんてお手軽なものをそんなに大事にされてしまっていいんだろうか。 でも悪い気分じゃない。オレのしたことで宝条がこんなにも喜んでくれる……そのことがただ嬉しかった。 「家にあるのもね、大切な人がくれた宝物なの。あの子ずっとひとりぼっちだったから……友達が増えて嬉しいよ♪」 だからなのかわからないけれど、宝条のその言葉を聞いてオレの胸には小さな穴がぽっかり空いてしまった。 「そう……なんだ」 大切な人――というのが何を指すのかわからない。 家族かもしれないし、親しかった友人かもしれない。 ただの考え過ぎなのかもしれない。 それでも……オレの脳裏を過るのはやはり、教室で聞いたあの言葉だった。 もしかしたら聞き間違いだったのかもしれない。 本当は宝条に好きな人なんていないかもしれないじゃないか。 だから、オレは―― 「なあ、宝条」 「ん?なぁに?」 いつもと変わらない笑顔。チクリと胸が痛む。 ほんの少しの間。 用意した言葉を口にしようとする。 ――大切な人って、誰? 「……今日、楽しかったか?」 「うん!とってもとっても楽しかった♪リトや美柑と遊べて最高の一日だったよ!」 「……そっか。ならよかったよ」 宝条のくれた笑顔に、オレもできる限りの微笑みで返す。 そんな嬉しそうな顔されたら聞けるわけがないだろ。 『大切な人』がもし宝条の好きな人だったら、そいつにはもっと眩しい笑顔を向けているなんて考えたくもなかった。 「……リト?」 黙ってしまったオレに宝条が心配そうな眼差しを向けてくる。 ……馬鹿かオレは。オレが好きなのは春菜ちゃんだろ。 だからもし宝条に好きな人がいても関係ない。オレは宝条の友達だから。 宝条が誰かに恋をしているならオレはそれを応援してやればいい。オレは宝条の友達だから。 だから、宝条の大切な人が誰かなんて知る必要もない。オレは宝条の、友達だから。 「なんでもない。そろそろ帰ろうぜ。暗くなる前に」 「むー、もうちょっと遊びたかったけど……」 「またいつでも来ればいいさ。今度は学校のみんなも誘えばいい。きっとみんな宝条と遊びたいと思うぜ」 「そう……かな?」 そうだよ。答えの代わりにニッと笑みを作って歩き出す。 宝条が少しでも早くクラスに馴染めるように手助けをする。 それが隣の席になったオレにできることだ。 明るい宝条ならそんな気遣いは必要ないのかもしれないけど、少しでも力になりたいと思った。 下心なんてものはない。きっと。 分かれ道で宝条と別れ、オレと美柑は帰路についた。 宝条がいなくなったところで、オレの様子に気づいていたらしい美柑がささっと隣に寄ってくる。 「リト。もしかしてさっきのこと気にしてる?」 「さっきって?」 「だから、水族館の……あれなら冗談だからさ」 「わかってるよ、勘違いなんてするわけねーって。はやく帰ろうぜ、オレ腹減ったよもう」 言いながらオレは駆け出していた。 納得したはずなのに、なぜか胸が苦しい。鉛を飲み込んだみたいだ。 『え、ちょっ……!だから違、逆だって……つーか走るな!』 後ろで美柑が何かを叫んでいるけど耳に入らなかった。 走らないとおかしなことを口走ってしまいそうだ。 明日は月曜日。また学校が始まる。 きっと宝条は隣の席のオレにいつもの笑顔で声をかけてくれるだろう。 それに応えるために、モヤモヤしたものは今のうちにどこかへ捨て去ってしまいたかった。 口の端からこぼれる荒い息とともに、太陽に焼かれたこの空気の中に流れ出てしまえばいい。そう思った。 家に着いてから鍵を美柑が持っていたことに気づいた。 走りすぎて余計に腹が減ったうえに、美柑の怒りを買っておかずも一品減らされた。 テレビも見たいものは見せてもらえず、当番の風呂洗いに加え食後の皿洗いも任されるハメになってしまった。 そんなことがあったせいで、その日はそれ以上宝条のことを考えることもなかった。
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魔法少女を忘れない しなな泰之のラノベ「魔法少女を忘れない」 怪人:ここがルルイエランドの世界か(01 40あたり) 「仮面ライダーディケイド」より門矢士の台詞 ルーヒー: 魔法少女、イーベル・ルーヒー!(2 11あたり) OVA「宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ」より、主人公のユミ・フランソワ(声:國府田マリ子)がテックセット(変身)する「テッカマンイーベル」。 名前の語感とフリフリコスチューム(ジャケ絵参照)は、18歳未満は読んだらメッな某魔海少女を思わせる。赤の蝶ネクタイぐらいしか類似点ないが。 ルーヒー: この魔法少女イーベル・ルーヒーがぁ、法に代わってぇ、絞首刑よぉ!(2 41あたり) 「美少女戦士セーラームーン」より、セーラームーンの決め台詞「月に代わっておしおきよ!」或いはセーラーマーズの「火星に代わって折檻よ!」 ニャル子: 最近の魔法少女は、過激な方がウケるんですよ(02 48あたり) 血だまりスケッチこと「魔法少女まどか☆マギカ」のことですね、わかります。 もしくは遡って「魔法少女リリカルなのは」シリーズのことかもしれない。あるいはもっと遡る? どう考えても大魔法峠(作:大和田秀樹) あ、それは違う? 怪人: おのれ、イーベル・ルーヒー!この悪魔め!(02 51あたり) 「仮面ライダーディケイド」の鳴滝のお決まりの台詞「おのれディケイド!この悪魔め!」。 ルーヒー:お黙りなさい、ザ・クラッシャー (02 56あたり) 怪人:俺をその名で呼ぶな! (02 56あたり) 「スーパーロボット大戦Z」より男主人公 ランド・トラビスの別名 ランド・トラビスのCVは余市の中の人こと川原慶久氏。 ルーヒー: 必殺ぅ!リアクタァー・レインボー・ビィィ―――ム!!(3 04あたり) テッカマンイーベルの必殺技「リアクターボルテッカ」+「國府田マリ子のレインボービーム!!」 ニャル子:流石悪魔と言われるだけありますね (03 26あたり) 管理局の白い悪魔こと高町なのはより 悪魔で・・・いいよ。 悪魔らしいやり方で話を聞いてもらうから。 クー子: ……「あなたを笑いに来た」、そう言えば、あなたの気は済む?(05 22あたり) 「機動戦士Ζガンダム」より、軟禁生活を強いられていたかつてのライバル・アムロと7年ぶりに再会したクワトロ(シャア)の台詞。
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17 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/12(水) 23 06 54.53 ID KZdJ5BByo [17/20] とある日曜日の朝。 俺は数年ぶりに麻奈実を連れて自宅までやって来た。 スーパーで待ち合わせて買い物をしてきたので二人とも手には買い物袋を提げている。 今日は両親が出掛けるため、麻奈実がメシを作りに来てくれることになっていたのだ。 「よし、あがれよ」 「お、お邪魔しま~す」 と、俺たちが靴を脱いで玄関に上がったところで―― ばったり沙織と出くわした。 「あら……」 「あ……」 リビングから出てきた沙織と、玄関に上がったばかりの麻奈実の眼がぴたり、と合う。 両者とも、いや、俺も含めた三人ともがぽかん口を開けて、目を丸くしている。 そりゃそうなるよ。沙織の恰好が、例のオタクファッションだったんだからな! こ、これはまずいぜ……今の沙織はどこからどうみても変な子だ。 ど、どうなるんだこれ? 俺は自分が招いてしまった展開に恐れをなしたが、 「あ、沙織ちゃん……だよね? こんにちは。雰囲気変わったね~」 一方、空気を読めない麻奈実は、ぱたぱた手をふり、とても友好的にあいさつをした。 「久しぶりだね。私のこと覚えてる? 昔はよく……」 「ひっ……」 沙織は、何かに怯えたような声を出したかと思うと、俺の襟首を引っ掴み、 「ちょっとこちらへ」 「ぐえ。んだ……お、おいっ」 俺は、妹に引っ張られるがまま麻奈実から引き離され、リビングの中に引きずり込まれてしまう。 ぐいぐいぐい――バタン! 沙織の手によりリビングの扉が閉まる。 「ど、どういうことでござる!? な、なんであの人が家に!?」 「……いや……俺が呼んだから……だけど……」 「聞いておりませんぞ!」 「そりゃ……言ってねーし」 「と、とにかく今日はまずいのです! 今はひとまずお引き取りを願いたい!!」 「そんなわけにいくか。ちょ、落ち着けって――」 俺は妹の勢いを押し止めるように片手を突き出し距離を取る。 「なんだってんだよ。……なに? ひょっとしておまえ、麻奈実が嫌いなの?」 「そうではありません! ですがこのままでは――」 18 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/12(水) 23 07 31.65 ID KZdJ5BByo [18/20] ピンポーン。 唐突に鳴るインターホン。 ここに来てようやく気付いた。あぁ、沙織が焦ってたのは、ひょっとして“あいつら”が来るからなのか。沙織もあいつらと会うとき用の恰好だしな。 こんな簡単なこと、なんでもっと早く気付かなかったんだ。 恐らく沙織が異常に慌てていたせいだ。こいつがこんなに取り乱す所、久しぶりに見た気がする。 だが、仮にそうだとすると、どうしてもわからない疑問が湧いてくる。 「……あぁ…………もう手遅れ…………でござる」 全てを諦めたのか、がっくりと項垂れる沙織。 いったい何がそんなにまずいんだ? あいつらと麻奈実を会わせちゃいけない理由でもあるの? ピンポーン。少し間を置いて再びチャイムが鳴った。 「あ、あのぉ……? お客さんだよぉ~……?」 かちゃり、と音を立ててリビングの扉が開き麻奈実が顔を覗かせた。 えらく控えめに開けたところを見ると、俺たちが喧嘩でもしていると勘違いしていたのだろうか。 「お、おう。すぐ出るよ」 「あ! お兄様! せめて麻奈実さんをどこか――」 後ろから俺を呼びとめる声が聞こえたが、それを振りきり玄関へ向かう。 あいつらをこれ以上待たせたらどうなるかわかったもんじゃねえからな。 「悪い、待たせたな。いらっしゃい」 「ふん、出て来るの遅すぎ。ちゃんと玄関で待っとけっての」 「ふ……危なかったわね。出て来るのが後少し遅ければ――今頃この家は灰と化していたわ」 ほらな。すぐに出てきてよかったろ? 「ま、まぁとにかく上がれよ。沙織の部屋で待っててくれ。沙織もすぐ行くから」 そして俺は、桐乃と黒猫を我が家へと招き入れたのだが―― 「あ、沙織ちゃんのお友達かな? きょうちゃんの幼馴染の田村麻奈実です。よろしくね?」 麻奈実を見た途端、桐乃の表情ががらりと変わった。 両目がクワッと吊り上り、鋭い視線が麻奈実を射抜く。 一方、黒猫はというと、 「クッ、出たわね……ベルフェゴール……」 と、わけのわからない事をのたまいながら戦慄の表情を浮かべている。 誰だよ、ベルフェゴールって。 19 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/12(水) 23 08 10.02 ID KZdJ5BByo [19/20] 「……おい、おまえら……おい、ちょっと耳貸せ」 「は? な、なに……?」 「……? な、なによ……?」 俺は、渋々近寄ってきた桐乃と黒猫の耳に口を寄せる。 リビングへと繋がる扉の脇できょとんとしている麻奈実の顔を、ちらっと一瞥してから 「えっと、もしかしておまえら……まさかとは思うけど…………麻奈実のこと嫌いなの?」 「「……………………別に」」 二人して同じ台詞を言いやがった。 なにこれどういうこと? おまえらと麻奈実との間に、接点なんてなにもねーじゃねーか。 そもそもおまえらと麻奈実は初対面だろうが。なんで揃いも揃って好感度マイナスからスタートすんだよ。 「お二人ともよくいらしてくれました! 早速、わた……いえ、拙者の部屋へ行きましょうぞ!!」 玄関の空気を察したのか、沙織がリビングから飛び出してきた。 ここら辺はさすが沙織だ。桐乃と黒猫の背中を押して、せっせと二階へと連れて行く。 「あ……ちょ、ちょっと」 「ま、待ちなさい」 二人はまだ何か言いたげにしていたが、沙織が有無を言わさず連れ去ってしまう。 結果、玄関には俺と麻奈実が取り残される形となった。 「……なんだったんだ?」 まぁ、いいか。 このときの俺は、あいつらが突然不機嫌になった理由も考えず麻奈実とのんびりすることを優先したんだ。 不機嫌なあいつらを放置することがどれだけ危険か、ちょっと考えりゃわかりそうなもんなのにな。 32 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/13(木) 18 40 37.62 ID Z9ITKrREo [3/8] 俺と麻奈実がリビングでお茶を飲んでいると、ほどなくして二階からバタバタと騒がしい足音が響いてきた。 同時に誰かが何か叫んでいるようだが、聞き取れない。 「なにやってるんだ? あいつら」 今までは騒ぎこそすれ、ひとんちで走り回るなんてことはしなかったってのに。 「沙織ちゃんたち、楽しそうだね~」 「……ああ、そうだな」 どうやらおばあちゃんは、子供たちが元気なのが嬉しいようだ。 その台詞、孫が遊びに来たときのおばあちゃんそのままだぞ。 「と、ところでね……きょうちゃん」 しばらく、バタバタとうるさい天井を見つめていた俺だったが、麻奈実に呼ばれ振り返る。 見れば麻奈実は、なにやらもじもじとしていた。 「どうした麻奈実? トイレならリビング出て真っ直ぐ行ってから右だぞ?」 「と、といれじゃないもんっ! きょうちゃんったら、でりかしーなさすぎっ!」 「そりゃ悪かった。で? じゃあなんだよ」 「その……きょ、きょうちゃんの部屋……見たいなぁ……なぁんて…………だめ?」 「あ? そりゃ構わんが……たいしたもんはねーぞ?」 「やった」 ぱん、と両掌を合わせて、嬉しそうにする麻奈実。 とまぁそんなわけで、俺は麻奈実を自分の部屋に招くことになったのだが―― なんだろう。この妙に居心地の悪い――落ち着かない感じ。 何かを忘れている気がする。俺の人生を左右しかねない、重要な何かを……。 くそっ、喉元まで出かかっているんだけどなあ。 33 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/13(木) 18 42 40.14 ID Z9ITKrREo [4/8] 麻奈実を自分の部屋に案内するため、リビングの扉を開ける。 すると、音を遮る障害物が消えたためか、今まで聞きとれなかった沙織たちの声がはっきりと聞こえてきた。 「いいじゃん、これくらいなら。あんただって内心はムカついてるんでしょ?」 「そ、それとこれとは話が別です!」 「あっはっはっは! 闇の力を思い知るがいいわ!!」 「ああっ、後生ですから、それだけはお許しを~!! お兄様の趣味が疑われ――ええい、ここまでくれば一蓮托生でござる! もうどうにでもな~れ」 …………あいつら、いったい何して遊んでるんだ? 悪代官ごっこでもやってんの? 騒ぐのはいいけど、あんまり俺の妹をいじめないでくれよ? 麻奈実がついてきたのを確認してから、ばたん、とリビングの扉を閉める。 二階に上がると、そそくさと沙織の部屋に引っ込む沙織たちの後ろ姿が見えた。 あれ? あいつら沙織の部屋で遊んでたんじゃなかったのか? まぁ、細かいことは今はいいか。 「ここが俺の部屋な。……ま、入ってくれ」 がちゃり。ノブを回して扉を開けると、真正面にある机の上に目線がいき―― 「うおおおおお!」 俺は思わず取り乱しながら学習机までダッシュし、HGFCノーベルガンダムを麻奈実の視界から隠した。 そうだった! 忘れてたよ、ちくしょう! さっきの落ち着かない感じの正体はこれか!! 昨日、表面処理しようと思って机の上に置いといたんだ!めんどくさくて結局やらなかったけどさ!! 落ち着け――落ち着いて考えるんだ京介! 男子の部屋にガンプラがあることは大した問題じゃない。むしろ、なんの問題もないと言える。 だが、ノーベルガンダムはまずい。ノーベルガンダムだけはまずい。 だって、どこからどうみてもセーラー服で新体操してる女の子なんだもの! 34 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/13(木) 18 43 43.72 ID Z9ITKrREo [5/8] 「ど、どうしたの……きょうちゃん……?」 額にじわりと冷や汗をにじませつつ振り返ると、部屋の入口のあたりで麻奈実がこちらを窺っていた。 俺の突然の奇行に、ぽかんと口を開けている。 ど、どうしたのと言われましても……。 「な、なんでもないっスよ?」 「……なんでもないって……言われても」 ですよね。 「いやっ! なんでもないんだってほんとに! いまのはちょっと……叫びながら走りたい衝動に襲われただけでな?」 しかしマズイな……。打開策が「ガンプラを窓から放り投げる」くらいしか出てこねえ。 なにか……なにかいいアイデアはないか? この状況から無事生還する打開策は!? ピコーン! 頭上で、そんな音が聞こえた気がしたね。 「……待て! そうだよ……! これは……なんとかなるんじゃないか?」 追い詰められた俺は、学習机の一番大きな引出しを凝視した。 そう――タイムマシ……じゃなかった、単に引出しに突っ込めばいいのだ! エロゲ起動中のPCじゃないんだから、ガンプラ程度なら引出しに簡単に隠すことができる。 というわけで―― 「ふぅ~~」 手の甲で額を拭う。こ、これでOK……っ。 もはや俺の学習机は、凡庸学生の机そのものになっているはずだ。 俺は胸をなでおろしつつ振り返る。 「ハハ、驚かせて悪かったな!」 だが俺が爽やかな笑顔を向けた先では―― 「……………………じい」 「麻奈実さん……どうして俺の机の上を見ていらっしゃるの……?」 35 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/13(木) 18 45 10.90 ID Z9ITKrREo [6/8] 俺はみるみるわき上がってきた嫌な予感に浸食され、妙な言葉遣いになっていた。 だって麻奈実、なんか赤面しちゃってるし……。 ハアハアと嫌な予感に息を荒げながらも、麻奈実の視線をたどると、その先には机の隣に置かれたCDラックがあった。 「なん……らるれ!?」 錯乱した悲鳴を上げる俺。 そこに静置されていたのは―― 魔改造を施されたノーベルガンダム――らしきものだった。 どこかのフィギュアからパーツを持ってきて使ったのか、所々に人間の女の子のような肌が見えている。 というより、フィギュアにプラモのパーツをくっつけた、という方がしっくりくる。 「ぜんぜん大丈夫じゃねえ!? なんだありゃ!!」 「きょ、きょうちゃん……これ……って?」 ちょっ、どういうことだよ!? いったい誰が俺の部屋にこんなトラップを仕掛けていきやがったんだ!? いやいやいや! 考えるまでもねえ――よ! あいつらだ! クソッ、誰が主犯格かは知らないけどさあ!! 麻奈実はしばし、何とも言えない微妙な声色で、赤面しつつ言いよどんでいたが…… 「……そっかあ」 やがて、ほんわかと慈愛の微笑みを浮かべた。 そっかあ。 そっかあって何! 何に対してどんな納得をしたんだおまえは! 知りたいけど聞きたくねえ――!? 俺は今後、この日のことを忘れないだろう。 「……えっと……きょうちゃん……その……せーらー服っていくらくらいで買えるのかな?」 俺はその場で、まさに膝から崩れ落ちた。 第三話おわり
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元が縦書きなのでラノをおすすめします part.3をラノで読む 第三話 〈キャスパー・ウィスパー侵略:part.3〉 人の心を侵食し、意のままに操る力をもつ魔女、キャスパー・ウィスパーこと西野園ノゾミは、巣鴨伊万里の心の奥深くにまで潜っていった。 ノゾミの精神体が伊万里の心の海を泳いでいく。伊万里の思念にノゾミは触れ、彼女の過去や、想いなどがノゾミの精神体に流れ込んでくる。 (これが死の巫女の精神世界、あまり他の連中と大差ないわね――) ノゾミは彼女の奥底に埋まっている部分を覗く。それは伊万里のトラウマと呼べるもの、伊万里の両親の死の記憶であった。 黒く不気味な服を着た見知らぬ親戚や両親の知人、それらの人々に囲まれて、一人泣きじゃくる小さな赤毛の女の子。それは幼き日の伊万里である。 自分の能力で両親の死を予知するも、無力で幼い伊万里にはそれを止める方法はなかった。それが今の強さを求める伊万里の人格の原因でもあった。 (ふぅん。ヒトのために強くあろうなんておこがましい女よね。なんでも護ろうなんて神にでもなったつもりかしら。いえ、私は神をも越える存在になるのよ。そのためにこの死の巫女の力が必要――) ノゾミはさらに奥深くの、伊万里本人でさえ忘れている記憶の海を潜っていく。そこに何か伊万里の心を支配できる何かが存在するはず。 しかし、ノゾミはそこにありえないものを見た。 真っ暗な闇に包まれた心の海の奥底に、僅かに光が見えている。それは有り得ないことである。ノゾミが今まで見てきた人の心の深海は、唯ひたすらどす黒い、星の無い宇宙のような暗黒が広がっていた。 だが伊万里にはまるで小さな星が輝いているような、そんなわずかな光がこの心の暗黒に煌々と輝いていた。それはまるで、 (まるで希望の光じゃないか――そんなものがこの残酷で不条理な世界に存在なんてするもんか) そうノゾミは吐き捨てるように心の中で呟く。 異能の力を得て、スティグマにやってきたノゾミはずっと人の心の闇しか覗いてこなかった。希望も愛も夢も何もかもが彼女にとっては疎ましい存在でしかなかった。 そんなノゾミはまるで光に魅かれる蛾のようにその光に向かっていった。伊万里が心の闇の中で、忘却しながらも心の支えにしているその小さな輝きに触れていく。 それは同じく両親の葬式の日の記憶。 彼女の親友である藤森弥生が彼女を慰めている姿が見える。 「伊万里ちゃん、泣かないで。私がいるから、私が伊万里ちゃんを護るから!」 同じく幼い弥生は、泣きじゃくる伊万里に向かってそう言っていた。微笑ましい光景ではあるが、今弥生はノゾミに操られ、護るべき伊万里を襲っていた。 (友情なんて、私の能力の前では無力でしかないわ) ノゾミは目の前の光景を見て邪悪な笑みでほくそ笑んだ。彼女からすればこのような茶番などいつでも壊せてしまうのだ。 (なに、こんなものが巣鴨伊万里の心の支えなの? 下らない) ノゾミはそれに落胆していた。そんなものが闇を照らす光になるとはとても思えなかったからだ。 (しかし、この光の記憶はまだ先があるようね――) ノゾミは記憶の続きを見ようと光の中を進んでいく。やはりその記憶も葬式の日で、先程の弥生との会話の少しあとのようである。 やがて弥生も家に帰り、通夜の中、部屋の片隅で膝を抱えて伊万里はまだ泣いていた。 伊万里は自分に死を見る能力が無ければ自分も一緒に両親のところに行けたのではないのか、一人こうして残されるくらいなら一緒に死んだ方がマシだった、などと考えていた。 彼女は自分のこの異常な力が恐ろしかった。 これから一生人の死を見続けなければならないのか、ずっとその死を止めることもできずに見殺しにしていくのかと。 そして何よりこの人の死に慣れてしまうんじゃないか、そうなることが彼女にとって一番恐ろしいことであった。 伊万里が顔を伏せながら泣いていると、周りがざわざわと騒ぎだした。 「おいおい誰だここの場所教えたの」 「あの子の親はいないのか、何してるんだ」 「まぁやだ、孤児ですってあの子。だから教育がなってないのね」 「よく出てこれるな、まだ子供だとはいえ自分がしたことくらいわかるだろ」 「まるで死神ね、縁起でもない。帰ってもらいましょうよ」 そんな声があちこちで上がる。ニュアンスとして彼らが言う“あの子”とは自分のことではないと伊万里はわかっていた。じゃあみんなは誰のことを言っているんだろう、そう思って伊万里は伏せていた顔を上げる。 そこには可愛らしい顔をした男の子が立っていた。 伊万里と同い年くらいであろうが、喪服ではなく、なんだか薄汚れた服を着ている。手や足に痛々しい擦り傷があり、その表情は曇っていた。 「あ・・・・・・」 伊万里は直感で理解したようだ。 彼が伊万里の両親の死の原因。 親戚や警察から聞かされていた、両親はこの少年を庇うために死んだのだと。 伊万里の両親は、自動車で祖母の墓参りに出かけている時に事故にあったのだが、それがこの少年に原因があったからだ。この少年はボールを追っかけて道路に飛び出し、慌ててハンドルを切った伊万里の両親はそのまま道路の崖から落ち、即死してしまった。 偶然と世界の不条理と少年の不注意が生んだ悲劇。 そしてその少年が伊万里の前にやってきた。 伊万里と少年はお互いに目を合わせるが、何を喋ったらいいのかわからなかった。 「あ・・・・・・あの・・・・・・」 伊万里が何かを言わなきゃ、言葉にならない言葉を呻く。伊万里は彼に対しての感情を決めかねていた。憎悪を持てばいいのか、どう接すればいいのか。 伊万里がぼんやりしていると、少年は突然その場にうずくまった。 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・・・・・・・・・・」 少年は謝罪の言葉だけをひたすら呟いた。 彼もまた、幼く、無力な子供だ。謝るしか彼にできることはなかった。それがどんなに周りから浅はかな行為だと思われても、少年にはそれしかできなかった。 無力な少女と無力な少年。 彼らの出会いは決して幸福なものではない。それでも伊万里はこの泣きながら謝り続ける少年に、伊万里は怒りや憎しみを抱くことはなかった。 ああ、彼も不条理な世界の被害者なのだと、そう感じていた。 「そんなに、泣かないでよ。泣きたいのは私のほうだよ・・・・・・」 伊万里は少年の頭にぽんと手を置いた。 「うう・・・・・・だって僕のせいでキミの・・・・・・お父さんやお母さんが・・・・・・僕のほうが死んだらよかったんだ・・・・・・どうせ僕なんて誰も悲しむ人なんていないんだから・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 伊万里は少年の両頬を手で思い切りつかんだ。 「泣かないでって言ってるでしょ!」 激しい伊万里の叱咤に、少年一瞬びくっと震えたが、少しだけ笑った顔になっている伊万里の顔をみて唖然としていた。 「泣かないでよ、あんたがそんなこと言ったら私のパパやママがあんたを助けた意味なくなっちゃうじゃない。泣かないで! 強く生きてよ!」 後半伊万里もボロボロと涙を流しながら少年にしがみついていた。少年も伊万里もその場で大泣きしていた。 周りにいる大人たちは伊万里と少年が喧嘩しているのではないかと迷惑そうな顔をしていた。少年を伊万里から引き剥がそうと少年の腕を引っ張り、追い出そうとしていた。 「早く出て行けよガキ。伊万里ちゃんが可哀想だろ!」 「まったく常識のない子供ね。恩人の通夜の席で泣き散らかして」 どんどん引っ張られ、少年は何も抵抗できずにいた。しかし、その時伊万里が回りの大人たちを睨み、 「やめて! その子を離して!」 と一喝した。 呆然とする大人たちをよそに、伊万里は少年に近づき、何かゴツゴツしたものを少年に手渡した。少年はわけがわからずきょとんとしていた。 「これ・・・・・・」 「それ、パパがいつも使ってたやつ・・・・・・」 それはヘッドフォンであった。真っ赤な派手なもので、子供が使うには大きすぎるかもしれない。ちゃんとプレイヤーも一緒についている。 「プレイヤーの中にはママが好きだった歌手の曲が入ってるの」 「え・・・・・・そんな大事なもの・・・・・・」 「だから、よ。絶対パパとママのこと忘れないで。それを見ていつもパパとママに助けられたことを忘れないでよ、忘れたら許さないんだから!」 伊万里は半ば押し付けるようにヘッドフォンを少年に譲った。少年はそれをぎゅっと抱きしめていた。 「僕、絶対に忘れない。僕がキミの両親の代わりにキミを護る。絶対に、たとえ世界がキミの敵になっても、僕はキミを護る!」 「な、何恥ずかしいこと言ってんのよ! 弥生もそんなこと言ってたけど、私はそんな護られるってガラじゃないわ。ううん、強くなりたいのは私のほうよ」 伊万里は少年の真っ直ぐな言葉が恥ずかしいのか、少しつっけんどんにそう言った。 「だったら一緒に戦おう」 だが、少年はそう言った。一体何と“戦う”のか、それは具体的には少年自身にもわからないであろう。しかし、これから二人に襲い掛かる過酷な運命や困難、それを暗示しているかのようであった。 やがて少年も帰り、また伊万里は独りになっていた。しかしその顔にもはや涙はなく、強くあろうとする意志と、自分を護ってくれる存在に出会ったことによる充実感に満たされていた。 両親の死は彼女にとって辛く悲しいものではあったが、彼女の心に残ったのはそれだけではなかったのである。 その後伊万里は双葉学園に入学し、その孤児の少年もそれからどこかに引き取られたというのを風の噂で聞いていた。 (何よこれ――気持ち悪い。こんなのが心の闇に輝いてるなんて) ノゾミは伊万里の記憶に触れ、嫌悪の表情をしていた。これは彼女が嫌いなものの一つである。 (こんなの、ただの初恋じゃない――!) ノゾミは虫唾の走るようなその伊万里の光の記憶から脱出し、さらに深く黒い部分に迫っていく。この光を越えた先に、伊万里の心の闇の核心部分が待っているのだ。 しかし、両親の死以上のトラウマが伊万里にあるのだろうか、ノゾミは少し不審に思っていた。 (なんだか闇が深すぎる気がするわ・・・・・・まるで人間の精神じゃないみたいな) やがて心の海の最深部に辿りついた。 それは、何と形容したらいいのかわからない。 伊万里の心の最深部にあるものは混沌そのものであった。黒く不気味な軟体動物の触手のようなものがぐるぐるとトグロを巻き蠢いている。 人間の精神がこのような形をしている姿を、ノゾミは初めて見た。 (これじゃまるで化け物じゃない・・・・・・まさかこれがクローリング・カオスの言っていた“彼女”なの――?) ノゾミがその触手から遠ざかろうと身を引こうとした瞬間、その触手がノゾミのもとまで伸びてきた。タコやイカのような吸盤のついたその触手は、何本もノゾミに絡みつき、彼女の精神体を拘束していく。 その触手は彼女の精神体を侵食し、汚染していく。 「馬鹿な、この私が逆に取り込まれると言うの? こ、こんな化け物が人間の力で制御なんてできるものか! クローリング・カオスは一体何が目的なのよ!」 やがてノゾミの精神が黒く染まっていく。 ノゾミが最後に見たものは、伊万里の心の闇の、封印された記憶であった。 その記憶の映像はノイズが激しく、何が映っているのかよくわからない。しかし、白い部屋と白い服を着た大人たち。それを取り囲む少女がそこにいた。 『・・・・・・やはりまだ早い・・・・・・これは・・・・・・』 「やめて・・・・・・苦しい・・・・・・」 『この異能は・・・・・・・”彼女“とのコンタクトを・・・・・・可能・・・・・・』 「いや、痛いの・・・・・・もういや・・・・・・」 『しかしこれは超宇宙法則の・・・・・・精神体が・・・・・・』 「もう私の・・・・・・頭を・・・・・・いじらない・・・・・・で・・・・・・」 『これは・・・・・・ラルヴァ・・・・・・上級Sの5・・・・・いや、もしくはそれ以上の・・・・・・』 「やめて、やめて、やめて!」 『こんな希少な実験体・・・・・・手放すわけには・・・・・・・しかし・・・・・・』 「パパ・・・・・・ママ・・・・・・助けて・・・・・・!」 「うアアアアアアあああああああああああああああ」 突然目の前の西野園ノゾミが発狂したように叫びだして伊万里は呆然としていた。 頭を両手で押さえながらのた打ち回っている。喉が引き裂かれんばかりに口からわけのわからない言葉を喚いている。 一体何が起きたのか。それは伊万里にはわからなかった。しかし、まともではないということはノゾミの苦しみ姿を見ていればわかる。 「な、何よ。突然どうしたの!」 ノゾミの顔には今までの美しい表情はなく、苦悶と苦痛により、歪みきっていた。 伊万里が驚いてどうしたらいいか迷っていると、ふと自分を縛っている縄が緩んだ。その縄を持っていた弥生の意識が突然失われたように倒れたのだ。 「弥生!」 伊万里は身体をぐりぐり動かして縄を解いた。 弥生を抱き上げると、どうやらノゾミの集中力が切れたせいなのか、能力の支配下から開放されたようだ。 (弥生が無事でよかったわ。でもこの西野園先輩・・・・・・一体どうして、私の心を覗いてこうなったの?) まるで精神が破壊されたかのようなノゾミの行動に伊万里は恐怖を覚えていた。しかし、真の恐怖はこれから始まることになる。 突然ノゾミの身体に異変が起きた。 ノゾミの身体が痙攣をはじめ、どんどん身体が黒く染まっていく。 やがて腕が形を崩壊させ、まるで軟体生物の触手のような形になっていき、腕から身体全体に何かが浸食していくように人間としての形が崩れていく。 「な、なによこれ! 何が起きてるの!?」 伊万里は恐怖で身体が動かなかった。 目の前の人間がそうでなくなっていく光景は、何よりも不気味で恐ろしい。 ノゾミの上半身は黒く巨大な物体に覆われ、そこからは無数の触手が生えていた。彼女の人間としての部分はスカートから覗く真っ白で綺麗な足だけである。それが逆に不快感を煽るようなギャップを醸し出している。 「な、何なのよ・・・・・・これじゃまるでラルヴァじゃない・・・・・・」 その黒きモノは触手を鞭のようにしならせ、当り構わず振り乱している。空を切るように伸びる触手がこの廃研究室の機材を次々と破壊していく。その触手が伊万里の横を通り過ぎ、機材を触手で絡めている。それの機材は触手と一体化して、黒きモノの本体に取り込まれていく。どうやら回りにあるものを無差別に食らっているらしい。それを見て伊万里は背筋がぞっとしていた。 「弥生! 起きて! 逃げるわよ!」 伊万里は弥生の頬をぺちぺちと叩いた。 「・・・・・・ん、ここは・・・・・・伊万里ちゃん?」 弥生は意識を取り戻したようで、焦点の合っていない目で伊万里を見上げていた。どうやら今までの操られていた記憶は飛んでいるらしい。 「弥生・・・・・・よかった。さあ早くここから逃げるわよ、あの化け物に食われる前に」 「え、化け物・・・? あ!」 弥生は寝ぼけた頭で目の前の光景を直視する。それを見た弥生は思わず大声で悲鳴を上げてしまった。思わず伊万里にしがみついてしまっている。 「な、なにあれ伊万里ちゃん! 何なの!?」 「わからないわ。ただ突然西野園ノゾミ先輩があんなラルヴァに変身したのよ」 「に、西野園さんが・・・・・・嘘でしょ!」 「本当よ、あの人は異能の力で弥生や他の人たちを操ってたの。一体何が目的だったのかわからないわ。でも、あのラルヴァな間違いなく西野園ノゾミよ」 二人は目の前のラルヴァを睨みつけるが、その黒きモノは構わずに破壊にいそしんでいた。そのうちこの廃研究室も崩壊するだろう。 さっきよりも黒きモノの身体は膨れ上がっていた。 廃研究室がどんどんボロボロになっていき、黒きモノはそれらを飲込み続けているのにも関わらず、見た目は変わっていない。 あれほどのものを飲込みながらもどうやら質量そのものに変化はないようである。 一体どういう理屈かはわからないが、その得体の知れなさも彼女達に恐怖を与えていた。 廃工場の上空に人影が浮いている。 まるで見えない足場があるかのように空中に立っている男がいた。 存在感が希薄なのか、その男には顔が無いような印象をうける。彼はクローリング・カオス、聖痕の構成員の一人である。 彼は空中から西野園ノゾミの変身と破壊を眺めていた。 「自分の力を過信して、深淵を覗こうとするからこうなるのだ。深淵に触れたものは深きものに取り込まれるというのに」 研究室の天井を突き破り、触手が外にも伸びていく。その触手が一瞬丸く膨れ上がったかと思うと、破裂し、あたりに飛び散る。 飛び散った破片たちは、まるで意志があるように蠢きながら這っている。 「巣鴨伊万里の中にある“彼女”の触手に触れただけであれほどのものになるとは。“彼女”の本体は一体どれほどの力を――」 彼が呟いていると、灰研究室の反対側に赤いマフラーを首に巻いた少年が目の前の光景に唖然としていた。 「連中もここにいるのか。まだ連中と会うのは得策ではないな」 そう言って彼はまるで夜の闇に解けるように消えてしまった。 「な、なんだよこりゃあ!」 思わず早瀬速人はそう叫んでしまった。オフビートが向かって行った方向から巨大な触手が天に向かって伸びたかと思えば、それが爆ぜて何やら黒い物体が大量に街に向かって這ってきている。その黒い物たちは当たりの瓦礫などを取り込んでこちらに向かってきている。あれに触れたものは取り込まれるようだ。 一体何が起きているのか早瀬にはわからないが、あの黒い物体が街に迫ってきたら大変なことになる、そう肌で感じていた。 「こいつらはラルヴァなのか・・・・・・?」 大量に迫ってくる黒いラルヴァの群れを見て早瀬は恐怖を感じていた、わけではなく、なぜか不適に笑っていた。 「ラルヴァ・・・・・・か。なら俺の出番じゃねえか!」 早瀬は赤いマフラーをなびかせて、ラルヴァの群れに向かって駆け出した。一切の迷いもなく、ただ真っ直ぐに、ひたすら直進していく。 「第一加速!」 早瀬の駆けるスピードがぐんぐんと速くなる。 「第二加速!」 F1カーの如くスピードになり、周囲の空気が切り裂かれていく。 「第三加速!」 もはやまともに視認できぬほどのスピードになり、本来なら服も身体も摩擦熱で燃え尽きるほどのスピードであるが、早瀬は身体付近に逆加速をかけ、それを防ぐ。 「最終加速、全力疾走!!」 音速を超え、早瀬の周りにソニックブームが発生し、周りの瓦礫などを吹き飛ばしていく。もはや彼を止めることは何者も出来ない。 早瀬はそこで一度地面を蹴り、低空での跳躍をし、右足を前に突き出した。超スピードの慣性の法則により、早瀬の身体はそのまま超速で黒いラルヴァの群れに突進していく。 「必殺、零式スーパーソニックオーバーキィィィィィィィィィィィィィィィック!!」 激しい摩擦熱の光により、一瞬だけここ一帯の夜の闇が明るく照らされ、凄まじい衝撃波により黒いラルヴァたちは吹き飛んでいく。 崩れた廃工場の瓦礫の山の一角に早瀬は着地し、息を切らしていた。 「ふぅ、やっぱ能力全開でいくと疲れるな。だけどこれであのラルヴァたちは・・・・・・」 だが早瀬は吹き飛んだラルヴァたちを見てぎょっとした。 ボロボロに千切れとんだはずなのに、それらはまた動きだした。いや、千切れた分だけ増殖してしまったようだ。 「なんだよこれ、どうしろってんだ! こいつらには“死”がないのか!?」 黒い物体たちは一斉に早瀬に向かって飛び掛ってきた。 体力がもはや限界になっていた早瀬は、それらを避ける余裕がなかった。 早瀬が身を硬くした瞬間、どこからかバイクのエンジン音が聞こえてきて、巨大なオートバイが早瀬の視界を遮り、黒いラルヴァたちを纏めて空中で轢いていく。 空中を駆けたバイクは着地すると、ぎゃりっと半回転して停止する。そのバイクには二人の人物が乗っていた。それを見て早瀬は安堵の表情を見せる。 「ルール先輩、加賀杜先輩!」 大きなオートバイに乗っていたのは醒徒会のエヌR・ルールと加賀杜紫穏であった。加賀杜がハンドルを握り、それを後ろから覆いかぶさるようにルールが乗っていた。 「あー、なんかお二人ともそんなくっついてやらしいですよ」 早瀬はくっついてバイクに乗る二人を茶化す。半ば羨ましいと感じているようである。 「仕方あるまい。非常事態だ」 「そうだよー。アタシの能力でバイクの性能を引き上げたから間にあったんだから感謝してよー。アタシがハンドル握らないと能力浸透しないんだから仕方ないんだから」 「そうだ、それにぼくには幼女趣味なんてない」 「どーゆー意味かなエヌルン」 加賀杜はこめかみの血管を浮かせてルールを睨んでいる。ルールは青いサングラスのせいでわからないが、どうやら目を逸らしたようだ。 「い、いや。それよりこの黒い物体・・・・・・ラルヴァたちをどうにかする方が先だろう」 ルールは誤魔化すように周りに飛び散ったラルヴァたちを見やる。それらの物体はさっきバイクで轢かれたにも関わらず、やはりダメージを感じていないかのように蠢いている。 「どうしますルール先輩。こいつらどんだけ攻撃しても駄目ですよ、下手に破壊しても分裂しちゃうだけですし」 「そのようだな。だが、それは中途半端な攻撃の場合であろう」 ルールは両手の骨をポキポキと鳴らした。 ゆらり、と身体をラルヴァたちに向け、両手を構えた。 「何も残らないほどに消し飛ばしてやればいいのさ」 ルールは飛び掛ってくる黒い物体たちを両手で薙ぎ払った。 すると黒いラルヴァたちはまるでかき消されるように身体がもぎ取られていく。彼の両手に触れるものはまるで砂のように分解され空中に消えていく。これぞ彼が持つ最強と言われる異能“ザ・フリッカー”である。 「うわぁ、久々に見ましたけど相変わらず卑怯臭い能力ですよね」 早瀬は次々とかき消されていくラルヴァたちを哀れに思いながらこの異常な敵が駆逐されていくのを見て安堵していた。しかし、 「何を気を抜いているんだ早瀬」 「いや、だって。もうラルヴァは・・・・・・げっ!」 早瀬が目の前を見ると、廃研究の中心から巨大な触手が伸び、そこからまた黒いラルヴァたちが生み出され増殖していく。もはや数え切れないほどの大群と成していた。 「ふん、どうやらこいつらを全員消すのは骨が折れそうだな。だが、やるしかあるまい」 「そうだねエヌルン。はやはやも気合入れたほうがいいよー」 「ま、マジっすか~」 「この化け物分裂してるの!?」 伊万里は目の前の黒きモノが触手を天に伸ばし眷属たちを増殖させているのを見て、驚愕していた。まるでこの世の終わりのような光景である。あんなものが増えてしまったら一体どうなってしまうのだろうか。 「い、伊万里ちゃん早く逃げようよ!」 「うん。だけどこのラルヴァを放っておくわけには――」 「駄目だよ私たちじゃこんなの相手に出来るわけないよ!」 弥生はまた伊万里の悪い癖が出始めていることに気づいてそれを止めようと彼女の肩を掴み、揺すっている。 伊万里はまたも目の前の敵と対峙しようとしていた。 だがどうあってもこの黒きモノ伊万里が勝てるとは思えない。弥生はそれを危惧して伊万里をこの場から離そうと必死である。 二人がまごまごしていると、その目の前を触手が通り過ぎる。 「ひぃ、あ、あれに取り込まれたらどうしようもなくなっちゃうよ! 伊万里ちゃん逃げよう!」 「わかったわ。行こう弥生!」 二人は出口の扉に向かって駆け出した。だが触手の攻撃により次々と天井が崩れだし、扉が瓦礫で埋まってしまう。 「そんな!」 唯一の退路を絶たれ、伊万里と弥生は立ちすくむ。恐るべき黒きモノとこの空間に閉ざされてしまった。天井は穴が開けられているが、とても登れるものではない。 「ごめん弥生、私が早く逃げないから・・・・・・」 「そ、そんな謝らないでしょ伊万里ちゃん。もし下手に出口に向かってたら下敷きになってたかもしれないし・・・・・・」 二人はそう言うが、現実は非情である。彼女達のすぐ後ろにはあの黒きモノが触手を蠢かせている。 「でもあの化け物って目が見えてないのかな。手当たりしだいに攻撃して取り込んでるけど、私たちを狙うってことはしてないみたいね」 「う、うん。多分視覚がなくて感覚で動いてるんじゃないのかなぁ」 「なるほどね、あんまり高度な感覚じゃないみたいね」 「ど、どうするの伊万里ちゃん・・・・・・?」 伊万里は足元に落ちている鉄パイプを拾い、それを黒きモノに向けて構えている。 「私がこいつを挑発して攻撃をしかけさせるわ。それでこいつの攻撃でこの出口の瓦礫を破壊してもう、ってのはどう?」 「そんな、伊万里ちゃんが囮になる気!?」 「うん、だって西野園ノゾミは私が目的だったみたいだしね。弥生はちょっと下がってて」 そう言って伊万里は黒きモノの触手に向かって鉄パイプを叩きつけた。 「さあ怒りなさいよ化け物! 私が目的なんでしょ!」 伊万里の位置を感知した黒きモノの触手が伊万里を目掛けて薙ぎ払われた。伊万里はバックステップでそれを避けるが、鉄パイプは触手に触れ、取り込まれて消え去ったしまった。 「うわ、こんなのに食べられたらどうなっちゃうのかな」 伊万里は黒きモノの恐ろしさを痛感した。だが今さら後には引けない。伊万里は触手を挑発するように出口の扉まで引き寄せる。 しかしその時伊万里の足元に何かが当たる。それは崩れた瓦礫の破片であった。 伊万里はそれに足を引っ掻けてバランスを崩してしまう。 「伊万里ちゃん!」 「しまっ――」 伊万里はそのまま転んでしまった。 それを感知した黒きモノは触手を容赦なく伊万里のもとに振り下ろした。黒い触手が伊万里の身体を覆い、伊万里はその場から消えてしまった。 「伊万里ちゃああああああああああああああん!」 弥生の悲痛な叫びも虚しく、伊万里は触手に丸ごと取り込まれてしまった。 「そんな・・・・・・伊万里ちゃん・・・・・・」 弥生は自分の無力さに愕然として膝を地面についた。地面にはぽつぽつと水滴がこぼれる。それは弥生の瞳から流れ落ちた涙であった。 「護るって・・・・・・私が伊万里ちゃんを護るって約束したのに・・・・・・」 弥生はその場に泣き崩れ、どうしたらいいのかわからなくなってしまった。 唯一の親友を失い、彼女はもう全てがどうでもよくなっていた。自分もあの黒きモノに取り込まれてしまおう、それが一番楽だ、そう考えていた。しかし、 「伊万里!」 突然閉ざされた扉の向こう側からそんな声が聞こえてきた。 part.4につづく トップに戻る 作品投稿場所に戻る
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「はぅ~☆猫かぁいいよ~!!」 いつものように『機関』に集まった僕等。 森さんがどこで見つけたか知らない生物(ナマモノ)をぎゅっと抱きしめている。 「あ、あちしを殺す気かー!!」 その謎の生物(ナマモノ)はずっとそう叫び続けている。 「やれやれ。『機関』にあんなもの持ち込まないで欲しいですね」 僕の隣で優雅に紅茶とココイチのカレーを頬張る女性が呟く。 それで、カチンと来た。怒り頂点を貫いて噴火。 「・・・あのですね」 「はい?」 「『機関』は『機関』でも、『埋葬機関』じゃなぁぁぁぁぁあぁあああいぃぃっっっ!!」 「「「「な、なんだってー!?」」」」 「死徒二人と第一位、七位全員帰って下さいッッ!!」 僕はスタンローブの怨念を四人に向かって投げつけた。 「「「「ギャー!!」」」」 彼じゃないけど、こう言いたくなる。 やれやれ、って溜息と共に。 「生徒会長のアナル掘ってくるか」 新川さんのそんな一言に更に溜息が出る。 「猫ー!!猫ー!!ほ、ホァーッ!!」 「ニャーッ!!」 森さんと生物(ナマモノ)に対して更に溜息が出る。 「兄さん。クッパをどうやって倒せるかな」「どうだろうな」 「多丸兄弟何をやってるんですか?」 「「マリオブラザーズのコスプレ」」 ・・・・・どうやら、今日も『機関』は平和なようです・・・・・。 ・・・平和じゃないのが、平和なような場所ですから。 第三話「僕と彼と時々機関」 「んちはー!クロレンヤマトの宅急便でーす!!」 誰も出る気配が無い。仕方ない、ここは僕が出るしかないのか。 「はーい」 「判子お願いします」 僕は指差された場所にポンと判子を押した。 そして、荷物を確認する。どうやら僕宛の荷物のようだけど・・・。 ・・・あぁ、そうか。この前、森さんが僕名義で買ったゴスロリか。 いや、違う。今回は甘ロリを買ったんでしたっけ・・・。 「森さーん!甘ロリ届いたよー!」 「じゃあ、いっちゃん!!早速着てみて触らせて~♪」 「触らないで下さい」 「そんな事言って毎回感じちゃってるくせにー☆」 「そりゃ否が応でも反応しちゃいますよ!人間だもの!!」 そんな攻防が一時間以上続き、最後は森さんに半ば襲われて僕がKOされました。 ・・・女に責められる女。そっちの人ならきっと喜ぶんだろうな。 しかし、僕はキョンくんが大好きだから。 うん、とても苛められたいぐらい大好きだから。苛めちゃってるけど。 「なぁ、森」「生物(ナマモノ)逃げたぞ」 「え!?あ、こらー!!」 ここで多丸兄弟・・・もといマリオブラザーズが助けてくれた。 「大丈夫か」「ピーチ姫」 「甘ロリだからそう見えるかもしれないけど、決してピーチ姫のコスプレではないんですよ、コレ」 溜息をついて外を見る。遠くで、ビームが飛んでいるのが見えた。 「・・・はぁ」 このまま機関に居ても仕方が無い。普段着に着替えて僕は外に出る。 こうして素、つまり女の子として街中を歩くのは結構久しぶりな気がする。 いつも忙しいから。彼のせいで。本当に迷惑。 だけど・・・やっぱり大好き。そんな彼が世界で一番。 男としてだけど近くに居て解るもん。いつも僕には厳しいけど、だけど優しいんだって。 ただゆらゆら街中を歩く。行く当てなんて無いけど。 そして、良い感じの川辺にそっと座る。 春の訪れが近い。生えている草を見て、そう感じる。 「・・・帰ろうかな」 数分してポツリと独り言。元々何も目的が無かったんだから。それが良い。 でも・・・それは無理みたい。 「へへへ・・・一緒に遊ばないか?」 不良が五人。僕の周りを囲んでいた。 分が悪い。三人ぐらいなら大丈夫だけど、これは人数が多い。 「なぁ、いいだろ?楽しい事しようぜ?」 「いえ、用事があるので」 「いいじゃねぇか、そんなもんさ?」 「っ!離して!!」 「おとなしくしな!!」 このままじゃ、危ない。そう思った時だった。 「おい、キョン。見ろよ」 「弱いもの虐めをしてる弱者だな」 「同意見だね」 見覚えのある三人がそこに居た。 「何だ、お前等?」 「お前ら頭の悪い不良と違ってただの高校生さ」 谷口くんが答える。・・・あれ?キョンくんの話だと谷口くんって赤点ギリギリじゃなかったっけ? 「んだとゴルァ!!」 「負け犬ほど、よく吠えるって言葉を知ってるかい?」 国木田くんが嘲笑を浮かべる。 「んのやろー!!」 「やれやれ。国木田、谷口、散開しろ」 そして・・・キョンくんが指示する。 「「OK!」」 国木田くんと谷口くんはそれぞれ一人ずつ相手していた。 国木田くんは、体が小さい分動きが身軽。 谷口くんは、ただ単純に喧嘩慣れしている傾向が見られる。 キョンくんは三人を相手にして、防御に徹している。けど、動きには余裕が見られた。 ふとキョンくんの頬に拳が一発入る。と、同時に 「正当防衛成立だな。二人ともやっちゃえ!!」 そう呟くのが聞こえた。 キョンくんはそこで反撃に移り変わった。 身軽な動作で蹴りを払い転ばせ、突きを流して顔面に肘を入れる。 食らった二人はその場で蹲って呻いている。 そして、それを見て呆然としている一人の顔面に思いっきり右ストレートを入れた。 「伊達に休日どっかの誰かに振り回されて体動かしてる訳じゃないからな・・・動体視力と体力には自信があるんだ」 見れば、国木田くんと谷口くんも相手を気絶させていた。 ふと、何事も無かったようにキョンくんが私を見る。 「大丈夫か?」 「はい。助けてくれてありがとうございます」 「気にしなくていいさ」 「それよりも、俺と一緒にデー・・・」 「うるさいよ、谷口」 「んじゃ。川辺は不良が多いから気をつけろよ」 「はい。本当にありがとうございました」 キョンくん達は何処かに歩いていった。 それを見送ってふと僕は疑問に感じた。なんで、あれだけ強いのにアナル掘られる時に対抗しないんだろうか、と。 そんな訳で長門さんに電話で聞いてみたらマッハの速度でキョンくんのアナルを掘っていた事が判明した。 「抵抗しようにも出来ないのか・・・」 僕は自然と自嘲気味に笑っていた。 そんなこんなで、『機関』に戻った。そして、 「だーかーらー!!なんで貴方達が居るんですかー!!」 と、思わず叫んだ。 「「「「何となく」」」」 とりあえず、『機関』は『機関』でも『埋葬機関』の四人には再びスタンローブを投げつけて置きました。 そのついでに瀕死の四人をアインナッシュの中に放り込む。どうせ死にはしないでしょう。 「にゃー!!」 「はぅ~☆猫かぁいい~♪」 森さんは追いかけて引きずり戻したのであろう生物(ナマモノ)を大事そうに全力で抱きしめていた。 「やっぱり生徒会長のアナルはよく締まるぜ」 新川さんは何故か若々しくなって帰ってきていました。 「変なのー」「変なのー」 多丸兄弟はまた違うコスプr・・・っていうか、それ姉妹専用じゃないんでしょうか? そんなこんなで「平和」と書いて「平和じゃない」と読む。そんないつもの『機関』でした。 「平和ですね・・・」 「やめるにゃー!!もう一回、び~む」 「痛い、痛いよー!でもかぁいいよ~♪」 「ニャー!!」
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プリンセス・ミト(ミト・ナットー) プレイヤー:唯利 種族:ネヴァーフ 性別:女性 年齢:14歳 所属学部:神学部 メインクラス:ウォーリア サポートクラス:ヒーラー キャラクターレベル:5 成長点:192/272 サブ学部:使徒学部(探索) ライフパス 出自:天涯孤独 特徴:孤独との戦い(器用基本値+3) 境遇:天啓 運命:慈愛 キャラクター 本セッションPC②。 本名をミト・ナットーといい、イバラキという田舎の育ちなのだが、自分のことをエルーラン王国の王族の血を引く王女様だと思い込んでいるらしく、プリンセス・ミトと名乗る。しかし、そう言い張るも実際の所王族とは程遠い環境にいたため、周囲からは白い眼で見られ、味方は両親ぐらいという孤独な日々を送っていたようだ。 だがそんな彼女の元にある日突然、エルクレスト・カレッジの関係者を名乗るヴァーナの男(エンザ・ノヅキ)が現れ、ミトを特別条件でエルクレスト・カレッジに入学させたいという話をされる。エルクレスト・カレッジに行けば自分を王女様にしてくれる白馬の王子様に出会えるといわれたミトは、喜んでその話に飛びつくのだった。 そんなわけで王子様に出会うため、王女様になるためにエルクレスト・カレッジの特別入試試験を受ける彼女であったが、それらしいことがあったのはせいぜい試験前にクレハにナンパされたくらい(しかもクレハはすぐに他の女性にも声をかけていた)で、試験中は学内での名だたる各人から戦士としての素養を認められまくり、自身よりも格上の相手(イッシー・ハッター)ですらも1対1で倒し、最終試験でも並の男なら尻尾を巻くほどの戦闘の技を見せ、パーティーの中心となるなど大活躍ではあるのだが、彼女の理想とは若干違った方向に評価せれてきている感は否めないかもしれない。 ……だったのだが、エルクレスト・カレッジに入学した直後、なんでも神の啓示を受けたらしく、ポーションの力で人々を救う事が王女の役目だという価値観に目覚めてしまい、口調にしても以前にも増してイマイチ意思疎通が取れなくなってしまった感がある。 そうした事情からか学部は神学部、部活はポーションをより効率的に使用できる術が学べる園芸部と決め、その変わりようにはイッシーやダバランらも戸惑う他なかったが、戦士としての素養を生かして固く味方を守り、癒しの薬で味方をサポートする今の彼女の姿は、確かに今までの彼女よりも「王女」としての慈愛にあふれるものではあるかもしれない。……かもしれない。 その命の恩人となってから(第二話参照)、ミリティスとはとても仲良くなれたようで、園芸部部室ではミリティスがミトに大量の菓子と紅茶を振舞いながら、ツッコミ役不在でとにかく平和に談笑している風景がよく見られるようになった。また、それとほぼ同じ時期に「ハクバ」と名づけたラクダを購入している。なんでも、彼女をいつか迎えに来る王子さまがもし白馬を持っていなくても安心なように。そして自らも白馬にふさわしい人物となるようにとの意味合いで購入し、飼育しているらしいが、ポーションと呪符で満載になったラクダに乗る王族が果たして王族らしいのかということについての疑問点は根本的に大きい。 最も、普段からそういうことを考えているからか、自分を恋愛相手としていなくても求める男性像は高いようで、彼女曰く自身に傷をつけられない程度の力では男性として魅力的とはいえないとのことであり、それを聞かされ、また彼女の防御能力を体感させられたサイオウは素直に自身の力の不足に納得し、精進することを心に決めていた。……もっとも、本気で身構えた彼女に打撃でダメージを通すということは、サイオウならずともほとんどの人間にとってできることではないという気はする。 「フードファイターバトル」開催(第四話参照)においてはポーション王女としてさらに成長すべく自室で何やら怪しい挙動を繰り返していたようだが、怪しすぎてシャルリシア寮の仲間ですらうかつに手が出せず、その依頼、そしてひいてはその次の依頼(第五話参照)には誘ってもらえず不参加となった。しかし、彼女はまた次の機会に、見違えるほどの成長を遂げてその扉を開けるのだろう。そういうことにしてください。 なお、彼女がかつて持っていたフォーリントマホークは、故郷を出る際母親から送られた、ミトが王族の血を引くものであることの証という紋章がついた特別製らしいのだが、その真偽がどうかを確かめる間もなく、ポーション王女の使命に目覚めてしまったミトにとっては不要なものになってしまったもよう。実の所、彼女もあまりこだわっていたわけではなかったのかもしれない。 職歴 メインクラス:ウォーリア(1~) サポートクラス:カンナギ(1)→アルケミスト(1~3)→グラディエーター(4)→ヒーラー(4)→モンク(4~) ステータス 最大HP:52+25 最大MP:43 最大フェイト:9 能力名 基本値 能力値 筋力 15 (5+1+1)=7 器用 15 (5+1+0)=6 敏捷 12 (4+1+1)=6 知力 8 (2+0+0)=2 感知 8 (2+0+0)=2 精神 15 (5+0+1)=6 幸運 6 (2+0+0)=2 装備品・所持品・所持金 右手 :酔いどれの斧(重量6/命中-1/攻撃+8/ダイスを振るポーションの効果+2) 左手 :セレスチャルシールド(重量4/物理防御+5/魔法防御+5) 総重量 :10/30 頭部 :なし 胴部 :なし 補助防具:セレスチャルポイントアーマー(重量5/回避-3/物理防御+5/魔法防御+3/行動-2) 装身具 :なし 総重量 :5/30 所持品 :MPポーション×2、ハイHPポーション×1、ハイMPポーション×4、呪壁符×7、爆撃符×1、上位呪壁符×3、万能薬×4、飛翔符×2、理力符(闇)×1、理力符(水)×1、バックパック(所持重量+5)、ベルトポーチ(所持重量+2)、ラクダ(所持重量+20、騎乗すると移動+5m)、学園のローブ 総重量 :26/57 所持金 :0G スキル ネヴァーフスキル:《ラーニングポーション》 神学部スキル:《ピューリファイ》 使徒学部(探索)スキル:《サーチリスク》 学園スキル:《学園:園芸部》 ウォーリアスキル:《ボルテクスアタック》《アイアンクラッド》2《カバーリング》《カバームーブ》《エンラージリミット》 カンナギスキル:《リフレッシュ》《ウィッチドクター》 アルケミストスキル:《ファーマシー》《エリクサー》《マグニフィケーション》《シンセサイゼーション》《ポーションピッチ》 グラディエータースキル:《サヴァイブ》 ヒーラースキル:《ハーバルロア》 モンクスキル:《インテンション》《インデュア》 判定など 命中判定:6-1=5+2D 攻撃力:8=8+2D 回避判定:6-3=3+2D 物理防御力:5+5+10=20 魔法防御力:6+7+5=18 行動値:8-2=6 移動力:6+5=11m トラップ探知:不可 トラップ解除:6+2D 危険感知:2+3D エネミー識別:2+2D アイテム鑑定:2+2D 魔術判定:不可 呪歌判定:不可 錬金術判定:不可 コネクション コネクション間 内容 備考 ミト→クレハ 主人 ダイスロールによる暫定的なもの ミルカ→ミト 血族 ダイスロールによる暫定的なもの ダバラン→ミト 認める 戦士の素養があると認める イッシー→ミト 友 友よ! ミト⇔デュフェール 部活仲間 ミト⇔ミリティス 部活仲間 ミリティスにとっては命の恩人でもある サーニャ→ミト 興味 ミトの出生に興味があるもよう 備考 第二話開始時にリビルドしている。→リビルド前 このキャラクターが使う、効果をダイスを振って求める種別がポーション、及び呪符のアイテムの効果は+(10+1D)される。 第四話、第五話ではPL不在。